バス釣りをはじめて2年、これまで偏光サングラスは比較的安価な「Dang Shades」を使っていたのですが、ついにサイトマスターを買いました。
結論からいうと、サイトマスターはやっぱりサイトフィッシング専用に設計されているので細かい部分の精緻さ、快適さが段違い。ただ、比較するとDang Shadesのパフォーマンスもすごいですね。この感想については記事の下の方で触れます。
当初「ミセラ」を買う予定だったが、試着して「キネティック」に変更
そもそも、最初はサイトマスターの「ミセラ」を買う予定だったんですよ。
形がこれまで使ってきたDang Shadesと同じウェリントンタイプで、あまり見ためが変わらないし、いかにも「フィッシング!」「スポーツ!」って感じがしないのでいいなと思ってたんですね。
で、いざキャスティングに行って試着したり、店員に話を聴くと、「ミセラ」のようなウェリントンタイプの偏光サングラスは顔の横から光が入ってくるので、サイトフィッシングに徹したいなら顔をすぽっと覆っている「キネティック」などのモデルのほうがいい、ということを言われたんですね。
僕としてはサイトマスターでサイトフィッシングをしたいと思っていたので、そのあたりについては妥協できないなと思い、その話を聞いて急遽「ミセラ」から「キネティック」に候補を変更した、という経緯です。「キネティック」はDSTYLEの青木プロが使っていることでもおなじみです。
キネティックについての基本的な仕様、特徴はこの動画を見ればだいたいわかります。
店舗で「キネティック」を試着して、じっくりいろいろ検討したのち購入。価格は26,000円くらいでした。Dang Shadesの5倍以上……。さすが、偏光サングラスのハイエンドモデルだけはある。
偏光サングラスを買うときは、眼鏡屋じゃなくて釣具屋に行くことを絶対オススメします。僕自身、「サイトマスターがほしい」 → 「眼鏡屋に行こう」と思って3、4店舗回ったのですが、眼鏡屋にはどこにも置いてませんでした。キャスティングとか大きな釣具専門店の方が置いてある可能性は確実に高いです。また、試着の際は念のため、事前に電話で型番を確認して行くことをおすすめします。
サイトマスター「キネティック」を写真で見る
▼付属ケースはしっかりしていて、ある程度雑に扱っても大丈夫です。こんな感じですぽっと入ってます。「キネティック グロスブラック」なので、本体はツヤツヤしています。
▼真上から見たようす。サイドが顔の形に沿っているのがわかります。これによって、横からの光が防げる!
▼今回買ったカラーは「スーパーライトブラウン」。サイトフィッシングをするならこれがおすすめ、ということで店員に教えてもらったカラーです。オールマイティーに使えるらしい。
▼レンズはミラー仕様。キャスティングの店員いわく、このミラーは水中の見え方にはまったく関係ないとのこと。(笑)
▼上の動画にもあるように、弦の部分が曲げられるので自分の顔にフィットする位置に変形できます。長時間釣りするとき、けっこうこれが効く!
▼可動部がバネっぽくなっており、痛くない程度に締め付けてフィットしてくれるのがキネティックの大きな特徴のひとつ。このおかげで、あまり位置がズレることがありません。
実際に使ってみてどう? Dang Shadesとの比較
で、先日、相模湖で釣りをするときに初めて使ってみました。
花粉症の人がバス釣りするとこうなる pic.twitter.com/1tDq85cTWa
— shimoquiradio (@shimotsu_) March 7, 2020
実際に丸一日つけてみた感想は……、
- やはり、タレックスレンズは水中がよく見える。
- 可動部のバネがいい感じに締め付けてくれて、顔からズレることがほとんどない。ほぼストレスゼロ。
- 店員に言われたとおり、横からの光がほぼ入ってこない! もちろん上下からも。
- 重量はそんなに軽いわけではないが、しっかり顔にフィットするので疲れない。
という感じでしょうか。
Dang Shadesと比較して、長時間釣りをしたあとの疲労感、目の辺りの「気になる感じ」は全然違うと思いました。
疲れづらい、かけていて違和感がない、というのはサイトフィッシングをするうえでかなり重要な要素だと思うので、この点だけでもサイトマスターを買う価値はあったなと思いますね。
一方、水中の見え方について、Dang Shadesと比較するとめちゃくちゃ劇的な違いがあるわけではなく、むしろ「Dang Shadesめっちゃ優秀やったんやな!」とそちらの驚きがありました。(笑) ですので、「サイトマスターを買うほどではないな…」という人にはこれからDang Shadesを自信を持っておすすめできそうです。
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