最近、タックル(ロッド、リール)を買いまくってます。
…といっても月に1セットずつくらいですが、これまでのペースから考えると尋常ではない早さでどんどん追加していっています。なぜそんなことができるのかか。
それは、中古のタックルに手を出すようになったからです。
メルカリ、ヤフオク、タックルベリー……、釣具は新品だけでなく中古の市場もそれなりに盛り上がっています。
これまでずっと特に理由はなくともタックルは新品で買ってきていた身として、中古市場の開拓はかなりインパクトのある出来事だったので、今回はそんな話をしようかと。
今はハイエンドモデルの高いタックルは自分には必要なくて、中級機でいいからいろんな種類のタックルが欲しい。引き出しを増やしたいのと、いろんなタックルを触って所感を蓄積したい。とりあえずゾディアスのショートレングスモデルは全部ほしい。笑
— shimotsu (@shimotsu_) October 9, 2019
最近、メルカリ、ヤフオクでタックルを買っている
「なにか新しいタックルがほしいな」と思ったとき、これまでは基本的にAmazonや楽天から見ていたのですが、ここしばらくはメルカリ、ヤフオク、タックルベリーのWebサイトをよく見るようになりました。
ここ1ヶ月くらいで買ったのは、
- ブレイゾン 642ULS
- ゾディアス 1510M-2
の2本です。その他、ベイトリールのタトゥーラ SV TWは今週中にまた中古で買う予定。
1年半くらいベイトタックル、スピニングタックルそれぞれ1セットずつでやりくりしていたので、さすがにちょっと引き出しを増やしたいなと。
また、関東に引っ越してきてからボートで釣りをする機会も増えていくと思うので、効率面でも複数のタックルを持っていたほうがいいなと思い、どんどん買い足していっています。
そこで、「できるだけ安く釣具を手に入れたい」と思うよりになり、中古釣具に注目するようになりました。
「釣具、中古でよくね?」
そもそも、「釣具、中古でよくね?」と思った理由がありまして。
先日、友達と富士五湖の西湖にキャンプをしに行ったんですよね。そのときキャンプ好きな友達といろいろ話をしているなかで、キャンプ好きな人は結構キャンプギアを中古で買うことが多いという話を聞いたんです。
キャンプギアって、性能と堅牢性が求められるので高価になりやすく、だからこそ資金が潤沢にない人は手を出しやすい中古を買うのだと。
それを「ふーん」と聞きながら、ふと気づいちゃったんですよね。「あっ、釣具もそうじゃん」と。
釣りも、基本的にキャンプと同じくアウトドアでやるものです。
普通に雨に濡れるし、泥がつくこともあるし、魚に触れて臭くなることもありえる。そういう環境で楽しむものなので、ギアは汚れて当然です。というか、キャンプギアのように食品を扱ったりすることもないので、そのあたりはよりラフに考えていいかもしれません。
しかも、僕の場合新品のタックルを買ったところで、新品が持つ独特の特別感は1回の釣行でほぼ失われるんですよね(笑)。上述のとおりタックルはすぐに汚れるので、一回外で使って地面に置いちゃったりしたら、わりといろんなことがどうでもよくなります。
そういう性格も相まって、急激に「新品志向」が薄れて、「中古志向」に気持ちが傾くようになりました。
複雑なリールと単純なロッド
そのうえで、どちらかといえば進んで中古で買いたいと思うのは「ロッド」です。
なぜなら、つくりがリールに比べて単純だから。
リールはいくつものギアが噛み合っていて、そのため部品数も多く、それらの欠陥や損傷による使用感の劣化は起きやすいと考えます。いわゆる「ゴリ感」とか「シャリ感」とか言われるものがそれです。
また、リールは直接手でハンドルを掴んで回して使うものなので、ちょっとした損傷や、それによる使用感の違和感は長時間釣りをする場合において結構ストレスになりかねません。
ロッドに比べてロッドはつくりが単純です。重要な部品といえば、ガイドとリールシートくらいで、あとはちょっと欠損していようが使う分にはそんなに影響がないのではと思っています。
もしかしたら、経年変化やたくさん負荷をかけることによって残留応力的な力が蓄積しているかもしれませんが、たぶんそれも金属ほどではないはず。
というわけで、タックルといってもどちらかといえばロッドの方を進んで買っていきたいなと思っています。
チェックするのはヤフオク → メルカリ → タックルベリーの流れ
中古で釣具を買う際、見るサイト/アプリは複数ありますが、例えばとある機種が欲しくて探す場合、優先度としては「ヤフオク」→「メルカリ」→「タックルベリー」の流れです。
メルカリよりヤフオクを優先する理由としては、メルカリはちょっと敷居が低すぎて信用できないんですよね。
正真正銘、有象無象の人が出品してる市場なので、品物への信頼性は低いです。実際、出品されてる商品の説明を読んでも、状態がちゃんと記されていなかったり、必要な情報が欠けてたりして「だめだこりゃ」と思うものもたくさんあります。もちろん、中にはきっちりしてる人もいますが。
その点、ヤフオクはある程度出品のハードルがあるので、出品されている商品に対する信頼はメルカリよりは高いです。購入からやり取りの手間はメルカリよりかかりますが、それを差し引いてもヤフオクに軍配が上がります。
最後はタックルベリー。タックルベリーのネットショップがあるのですが、それを見ています。
一応プロの目線で中古品の質を鑑定していると思うので、商品にたい信頼感は最も高いです。ただ、タックルベリーという会社が仲介している以上、メルカリやヤフオクよりはマージン搾取されているなと感じるので、優先度は低めにしています。
さらにどちらかといえば、ロッドを買うときは質よりも値段重視でメルカリとヤフオクを、リールを買うときは値段よりも質を重視してタックルベリーを優先して見ることが多いでしょうか。
さいごに
というわけで、最近ハマっている中古釣具漁りについて書いてみました。
これまで中古で買ったものはいずれも状態がよく、使うのに全く問題ないこともあって、ぶっちゃけ、「なんでこれまで新品にこだわっていたんだろう…」という気持ちが大きいです。笑
正直いって「気づいてしまった」というか、新たな世界に足を踏み入れた感があってやばいです。これは紛うことなき沼。
「そういえば、たしかに中古でも別にいいかも」って思ってる方はぜひ新品ではなく中古釣具も見てみてください。この壁を超えたら、きっと世界が変わります。
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