普段から、YouTubeやAbemaTVなどの動画サイトで「新着の釣り番組はないかなー」と巡回しているのですが、先日、Amazonプライム・ビデオで新たに釣り番組を発見しました。それが『ザ・フィッシング』。
Amazonプライムビデオで『ザ・フィッシング』という釣り番組のシリーズを発見した。これ、超おもしろい!! ベーシックな釣りの技術と、釣りの醍醐味を教えてくれる、初心者に易しい番組づくりになってる。公開されてる数も多いので、たくさん楽しめる。バスの回は全部見よう。https://t.co/7fRb8PND9i
— シモツ@鹿児島 (@shimotsu_) October 10, 2018
なんでも、1983年からずっと放送している老舗の番組(制作はテレビ大阪)のようで、25年以上も続いているんだそう。この番組がちょっと気になったので、バス釣りの回を再生してみたところ……、おもしろい!!
「ザ・フィッシング」、もうめっちゃくちゃおもしろいのです。
これまで何百時間とバス釣りの動画、DVDを観てきましたが、かなりトップクラスにおもしろいと感じました。実際、いま公開されているシーズン1、2のバス釣り回(計10回ほど)はすべて一瞬で見終わってしまいました。
そこで本記事では、そんな「ザ・フィッシング」について、なにがどうおもしろいのかをお伝えしたいと思います。
バス釣りが好きな人も、他の釣りが好きな人にもオススメできる内容ですので、ぜひ読んでみてください。
目次
釣り番組「ザ・フィッシング」をオススメしたい理由
「ザ・フィッシング」の面白さを考えてみたのですが、僕は特に次の4つのことに着目しました。
- 毎回テーマが決まっていて、その釣りのおもしろさが分かりやすく伝わる
- 知らない人にも分かりやすく、基礎知識もしっかりカバー
- 「1,000投キャストしてノーフィッシュ」を放送する潔さ
- ほとんどオールジャンルの釣りを網羅する幅広さ
それぞれの内容について、以下で細かく紹介していきます。
毎回テーマが決まっていて、その釣りのおもしろさが分かりやすく伝わる
「ザ・フィッシング」では毎回、特定の釣り(例えば、「バス釣り」や「エギング」「アジング」などのような)にフィーチャーして番組が作られているのですが、その放送回ごとに明確なテーマが設けられています。
例えば、バス釣りの回だと、以下のようなテーマが過去に放送されています。
- バスマスタークラシックに挑む 日本人アングラーに密着!
- 霞ケ浦のバスフィッシング
- キャスティングで差をつけろ!春バス攻略のススメ
- デカバスキラー奥村和正 聖地「池原」のロクマルを追え
- 水面のマジック炸裂!フロッグで狙うバス
こんな感じで、「季節」「ルアー」「フィールド」など、毎回特定のカテゴリにフォーカスした番組づくりがされています。
ですので、例えば僕の場合は「フロッグの釣り」にそこまで詳しくなかったり、「霞ヶ浦の釣り」を全く知らなかったりするので、とても勉強になりました。
多くの釣り番組の主体はアングラーであることが多いのですが、「ザ・フィッシング」はあくまで主体はその放送のテーマ。なので、そのアングラーに興味がなくても楽しめるし、その釣りの魅力、おもしろさがより伝わる構成になっていると感じました。
シモツ
「ザ・フィッシング」はダイワがスポンサードしている番組のようで、登場するアングラーは同じくダイワがスポンサードしているアングラーが多いです。並木敏成さん、川村光大郎さん、内山幸也さんなど。
知らない人にも分かりやすく、基礎知識もしっかりカバー
特に、他のバス釣り番組/動画との違いを感じたのがこの点。
「ザ・フィッシング」は、釣り初心者から経験者まで広い視聴者層を対象に作られているので、ちゃんと基礎知識の紹介・解説をしてくれます。
例えば、こちらのトップウォーターの釣りのフィーチャーした回では、トップウォーターでの釣りの特徴や使うルアー、その釣り方のおもしろさなどを網羅的に解説してくれます。
あと、「霞ヶ浦」「利根川」「府中湖」などフィールドをフィーチャーした回では、そのフィールドの特徴や、釣り方のコツなどを教えてくれるので、釣行前にチェックするとイメージ湧いてよさそう。
こういう番組は、特に初心者にはうれしいです。バス釣りの回はすべて観ましたが、すべてこういう作りなら他の釣りにも俄然興味が出てきます。
次は「エギング」や「シーバス」について掘ってみたいなと思っています。
「1,000投キャストしてノーフィッシュ」を放送する潔さ
すべてのバス釣り回のなかで、特に驚いたのがこちらの「ビッグベイト」の回。 ※ちょっとネタバレ含みます。
ルアーメーカー・depsの代表である奥村和正さんが、クリアウォーターで超渋いフィールドとして知られている「池原ダム(奈良県)」でビッグベイトを使って釣りをするという回です。
当然、ビッグベイト&池原ダムということで、ポンポン数を釣れる釣りでないと分かっていましたが、なんとこの回、最終的にノーフィッシュでフィニッシュします。
普通の釣り番組では、撮り直しや、延長線をおこなってせめて1尾はバスが釣れる様子を見せるものです。
けれど、「ザ・フィッシング」ではそういったありのままの姿をありのままとして放送しています。良い意味で小細工なし。「これが釣り」だと、釣りの本来の姿を教えてくれるかのようです。
だって、実際そうじゃないですか。いくら動画やDVDでバスプロの釣りを観まくってイメージを膨らませても、いざ自分が同じフィールドで同じように釣りをしてもノーフィッシュ…、なんてこともあるわけです。特に初心者の頃はそう。
ですので、僕はこの番組の「潔さ」がすごくいいと思いましたし、信頼できる造り手だなと感じました。
ほとんどオールジャンルの釣りを網羅する幅広さ
「ザ・フィッシング」はその名のとおり、釣り全体を取り扱う番組なので、内容に偏りがありません。
バス釣りはもちろんのこと、海釣り、渓流釣り、川(渓流より下流域)の釣りなど、幅広く網羅しています。なので、ぜんっっぜん飽きない…!
僕のバス釣りのように自分がやる釣りはどれか特定の釣りだとしても、観る分にはどの釣りもおもしろいです。むしろ、他の釣りを学ぶことで勉強になるし、なんならその釣りにチャレンジしてみてもいい。
しかも、1シーズンにつき80回の放送があるので、もう暇つぶしには最高。時間がいくらあっても足りません。コレ、最高じゃないですか?
現在はAmazonプライム・ビデオで2016年シーズンから全て公開
そしてなんと、この「ザ・フィッシング」ですが、Amazonプライム・ビデオで2016年の放送分からすべて公開されています。
2016年、2017年シーズンの全160回分がすべて見放題、というわけです。なんていい時代になったんでしょうか……。
Amazonプライム・ビデオの入会にかかるお金は月額に直しても400円前後なので、月に5本だけ観たとしても80円/本という計算になります。スーパー安いですね。
ということで、バス釣り好きのみならず、すべての釣り好きにオススメしたい「ザ・フィッシング」。ぜひこの週末にいかがでしょうか?
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