「バス釣りに飽きてしまった…」「その他諸事情でバス釣りを引退しなければならない…」という人がまず困るのが、タックルの処分方法です。
シモツ
バス釣りブログを書いている僕のような人間からするとめちゃくちゃ残念ですが(笑)、いずれはそういうタイミングが来たりすることはあると思います。それは仕方のないことです。
そこで、「じゃあ、今まで集めたタックルをどう処分しようか」という問題が発生します。
捨てるのは言語道断だし、そのまま譲るのももったいない気がしますよね……。
実際、タックルっていずれもそんなに安いものではないので、それを集めるには、かなりお金を使ってきていることだと思います。それこそ「途方もないくらい」の額を使っている人も中にはいるでしょう。
そこで今回は、「これからタックルを処分したい」と思っている人に向けて、タックルの売却方法をいくつか調べてみましたのでお伝えします。
売る際の条件(売るまでの時間と手間)を考慮し、どんなタイプの人にオススメかを記載しているので、ぜひ自分の状況にあった方法を選んでみてください。
目次
バス釣り用タックルの売却方法をおおまかに分類
まず、知っておいてほしいこととして、タックルの売却方法はおおまかに次の3つがあります。
- ネットのフリマ系のサービス、オークションサービスで売る
- ネットのアウトドア専門の買い取りサービスで売る
- リサイクルショップ(実店舗)で売る
おそらくちょっと前の状況であれば、
- ネットオークションで売る
- 実店舗のリサイクルショップで売る
くらいの選択肢しかなかったんじゃないかと思いますが、最近はそれに加えて、フリマアプリやアウトドア専門の買い取りサービスなんかも出てきていて、結構売却方法も充実してきています。
特に、いずれのサービスもスマホで簡単に出品/査定できるようになった点が大きいですね。
スマホ出現前はガラケーのカメラか、デジカメで撮影した写真をわざわざPCに取り込んでアップロードする必要がありましたが、スマホによってそれが一瞬で可能になりました。
また、撮影の問題だけでなく、LINEを活用した査定の方法もできるようになったり(あとで説明します)、売却のやり取り自体もどんどんスムーズになってきていますね。ほとんどストレスなしです。
というわけであとは、「どの方法を選ぶか」というだけの問題なので、次で詳しくご説明します。
バス釣り用タックルのおすすめの売却方法3つ
フリマアプリ「メルカリ」で売る
まずは、フリマアプリ「メルカリ」で売る方法です。
フリマアプリは、メルカリの他に「 ラクマ(旧フリル)」や、ヤフーのフリマで売る方法がありますが、圧倒的にユーザーが多いメルカリが群を抜いておすすめです。
メルカリの特徴としては、以下のような感じです。
- 基本的には、出品した後いつ売れるか分からない
- 価格交渉や梱包、発送を自分で行う必要がある
- 売却価格は工夫によって最も高く売れるポテンシャルがある
推しポイントとしては、工夫次第では他の買い取りサービスよりも高く売れるという点です。
まず、そもそもメルカリはCtoCサービスであって、手数料自体はかかるものの、基本的にお金のやり取りは売り手と買い手のみの流れなので、ダイレクトに入ってきます。
また、「ルアーを安く買いたいなら「メルカリ」が最強【セットが狙い目】」の記事でも書いていますが、出品方法としていろんなセット販売や組み合わせが考えられるので、魅力的なセットを作って売ればそれ自体が価値になり、高く売れる可能性があります。
ただし、ネックなのが梱包と発送。これがちょっと面倒です…。
時間に余裕がある人や、そういう細かい作業が苦手じゃないという人以外はかなり億劫な作業になります。
- 出品してから売れるまでの時間を問わない
- 他のユーザー(知らない人)とのやり取りが苦じゃない
- 梱包や発送業務が苦じゃない
- 売り方を工夫して、少しでも高く売りたい
引退じゃなく、ちょこちょこ売るならメルカリがおすすめ
引退とまではいかず、「使わなくなったタックルを売りたいな」くらいに思っているなら、メルカリがおすすめです。
とりあえず出品しておけば、いずれかのタイミングで売れることもあるので、ゆるく売りたいときにはおすすめ。
▼メルカリでタックルを売る
アウトドア専門の買取サービスで売る
次は、アウトドア専門の買取サービスで売る方法。これらのサービスは最近、1〜2つほど立ち上がっているジャンルで、どんどん伸びています。
特に、アウトドアのなかでも釣具の買取にも注力しているサービス「マウンテンシティ」がおすすめですね。
マウンテンシティの特徴としては、以下のような感じです、
- 無料で配送業者が集荷に来てくれるので、基本的には自宅で完結する
- ダンボールの用意と梱包は自分でおこなう必要がある
- 買い取りスタッフはアウトドアに精通しているので、的確かつ、ちゃんと価値をわかったうえで査定してくれる
メルカリやオークションなどでは、やたら値下げ交渉されたり、そもそも他人とやり取りするのが億劫だったりしますが、マウンテンシティの場合は専門知識を備えたスタッフなので、そのあたりの心配はなくスムーズに査定→買い取りができるというのがポイントですね。
逆にいうと、その分の手間賃、やり取りのコストをこちらから支払っていると考えてよさそうです。
あとは、やはり自宅にいながらにして査定依頼ができるのはとっても楽ですね。
大きな道具ほど、外に持ち出すのがそもそもダルかったりするので、そこをまるっと任せられるのは非常に助かりますね。
- できれば早く売って現金化したい
- 多少、梱包や発送に時間がかかっても問題ない
- メルカリほどではないが、手堅い単価で売りたい
実店舗(ハードオフなど)で売る
最後は、実店舗のリサイクルショップで売る方法。
リサイクルショップのなかでも、特に全国チェーンで買い取り価格の根拠がしっかりしている「ハードオフ」がおすすめです。
実店舗での買い取りの特徴としては、以下のような感じです、
- 買い取り価格は上述した2つよりは基本的に安くなる
- 持ち込んで、数十分後には査定されるので、すぐに買い取りが完了される
とにかく「早く現金化できる」というメリットが大きいです。ただし、特定のジャンルに特化しているわけではありませんし、買い取り金額はあまり期待できないといっていいでしょう。
ぶっちゃけ、それ以外のメリットはそこまでないと思います。車で道具を運ぶ必要がありますし、そこそこ手間もかかります。どちらかというと、「時間をお金で買う」という感覚に近いです。
- とにかくはやく売りたい
- 買い取り金額の多寡はあまり気にしない
釣れなくて楽しくないから引退するなら、一度ちゃんと向き合って勉強するのもあり
ここまでタックルの売却方法についてご紹介してきましたが、そもそも「釣れなくて楽しくない→引退」ということであれば、一度ちゃんとバス釣りというものに向き合って勉強してみるのもありかもしれません。
「【バス釣り】バスが全然釣れない? 安心してください、それ普通です。」の記事にも詳しく書いているとおり、そもそもプロですらバス釣りはむずかしいので、アマチュアの僕らがそんなに簡単に釣れるわけがないと思っていた方がいいでしょう。
あとは、
- 本を読む → 確かな知識を身につける
- ブログを読んでモチベーションあげる → リアルな釣りの情報、楽しみ方をインストールする
- バスプロの釣りを見て学ぶ → バスを釣る感覚を、動画から得る
あたりを実践してみることで、もうすこしバス釣りに対する見方、アプローチも変わってくるんじゃないかと思います。
ですので、もし「なかなか釣れない」ことが原因で諦めるのであれば、もうちょっといろいろ試してみる余地はあると思います。
まとめ
ということでまとめです。
今回は「バス釣りを引退する人が知らないと損する、タックルの売却方法3つ」というテーマでご紹介してきました。
「これがいちばんオススメ!」という方法は特になく、どの方法もそれぞれに特徴があるので、ぜひ自分の条件に合った方法を選んでみてください。
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