5月中旬ともなると、そろそろ梅雨のシーズンです。
バス釣りも、この時期になってくると春のスポーニングの時期が終わり、気温が上がってくるにつれて朝夕のバスの活性が高まってきます。梅雨特有の低気圧も、バスの活性が高まる要素にもなっています。
また、トップウォーターでよくバスが釣れるシーズンになることもあり、「バス釣りはこの釣りがいちばんおもしろい」と公言するバスプロもいるほど。
そんな梅雨の時期に必要なのが、当然、雨への対策です。
僕も何度も雨が降りしきるなか釣りをしましたが、しっかり雨対策をしているかどうかで、釣果はもちろん、その後のケア、後片付けも全然変わってきます。
なので今回は、雨対策を万全にし、釣ることだけに集中するために必要なウェア・アイテムをまとめてみました。
雨具の準備がまだ、という方はぜひ参考にしてみてください。
目次
まず、雨の日の釣りに必要な道具
まずは雨の日の釣りに必須な道具をご紹介します。
レインウェア(上下)
これは必須です。正直、レインウェアがないとまったく釣りになりません。
釣りに使うレインウェア必要な条件としては、
- GORE-TEXが使われていること
- 生地が薄く、重量が軽いこと
あたりでしょうか。
そこまでガチなレインウェアである必要はありませんが、やっぱりGORE-TEXはあると便利。特におかっぱりの場合よく動いて汗をかくので、蒸れるときついんですよね……。
また、安いレインウェアは単純に重い傾向にあるので、長時間着ていると疲れてきます。釣り=スポーツだと捉えると、ウェアは軽い方が好ましいです。
「【レビュー】釣り用レインウェアはモンベルのジャケットがコスパ最強」の記事にも書きましたが、レインウェアはコスパ重視するならモンベル一択だと思います。
「ボロくなったら買い換えればい」と思える価格帯であることは、精神衛生上もいいですね。
ブーツ or 長靴
雨が降るとたいていのフィールドは地面がビチャビチャになってしまうので、長靴かブーツは必須です。
これも、ベストなはGORE-TEXが搭載されているアウトドアブランドのブーツです。足はウェア以上に蒸れるとしんどいので。
オススメはコロンビアの「セイバー3ミッド オムニテック」です。こちらはGORE-TEX搭載。
この「セイバーミッド」シリーズは、ノリーズプロスタッフで、「陸王」「艇王」などでも活躍している伊藤巧プロが推しているシリーズ。
藪に負けない強さと、完璧な防水性能がおかっぱりにベストなんだそうです。
もちろん、似たようなアウトドアブーツはモンベルも出していますので、好みの方をお選びください。
個人的には、デザイン面だとコロンビアの「セイバー3ミッドオムニテック」の方が好き。
正直長靴でもいいんですが、だいたいソールが薄いことと、滑りやすくなっているので、長時間のおかっぱりには向きません。やっぱり、ライトトレッキングを主目的としたアウトドアブランドのブーツはしっかりしてて、安心感がありますね。
雨の日の釣りにあると便利な道具
次に、雨の日の釣りで持っていくとなにかと便利な道具をご紹介します。
「必要なもの」はそんなにないんですが、釣行を重ねてくると、「あぁ、こういうのがほしい」という道具が見えてきました。
GORE-TEXの帽子
これは地味に便利。
レインウェアのフードを被るのでもいいのですが、横から雨が降る場合はそれだけでは防げないこともあります。ですので、念のために帽子は常に被っておいたほうがいいでしょう。
また、GORE-TEXであることもオススメします。どんなに頭上に雨が降っても濡れないので、雨が一切釣りに影響しません。
このストレスを解消できるなら、安いもんですよね。
リストカバー
これもできればあったほうがいいですね。
このように、袖口に上から巻くことで、内部への水の侵入を防ぐための道具です。
小雨だったらそこまで影響ないのですが、雨が強くなってきたときに結構袖に水が入ってくるんです。これが超ストレス!
普通に冷たいですし、ずっと「袖から濡れてるなぁ〜」と思っちゃうので、結構厄介な問題なんです。
こちらは釣具メーカー・アブガルシアのリストカバー。1,000円〜2,000円程度と安価なので、ひとつ買っておくといいと思います。
Abu Garcia(アブ・ガルシア) ネオプレーンリストカバーL ブラック.
防水仕様のバッグ
内部が雨に濡れないボロ仕様のバッグもあるといいです。
意外と防水仕様のバッグってないんですが、中が濡れちゃうと結構厄介なので、できれば防ぎたいところ。
バスプロの青木大介さんが代表をつとめるDSTYLEから、防水仕様モデルのバッグも発表されています。
「【青木大介】DSTYLEのタックルバッグ・Sling Tackle Bag 購入レビュー」の記事で書いたバッグの防水版ですね。
メガネ抜き
偏光グラスやふつうのメガネを掛けながら釣りをする人も多いと思うのですが、そんな人にオススメなのが、メガネふき。
「そんなのいる…!?」と思われちゃうかもしれませんが、これが意外や意外、超便利なんです。
釣りを終えて、車で移動しているときや、雨があがったときにメガネが汚いままだと微妙にストレスですよね。それを解消するのがメガネふき。
アルコールタイプのものはすぐ捨てられるので、とりあえず車に1箱積んでおくとなにかと便利。
おおきめのゴミ袋
必須ではないにしろ、何かと便利なのが大きめのゴミ袋。
毎回の釣行で、とりあえず1袋は車に積んでおき、濡れたモノや汚れたものをいろいろぶちこんでおくのに使います。
特に僕の場合はいまレンタカーで釣りに行くことが多く、できるだけ車を汚したくないのでこれくらいの配慮は必要です。
雨はチャンス。雨の日こそ、釣りにでかけよう。
雨の日の釣りの際に必須の道具と、持っておくと便利な道具をご紹介しました。
人間にとって雨は厄介でイヤなもの。けれど、バスにとっては活動がしやすい絶好のコンディションだと言われています。
そんな雨の日のチャンスを活かすため、道具をきっちり揃えて、釣りに出かけましょう。
雨が降ること、雨に濡れることが大嫌いだったのですが、バス釣りをはじめて、一変しました(笑)。今では、釣りに行く日は「雨降ってほしいなぁ」とまで思うようになりましたね。人って、こんなに変わるんですね…。
[…] 雨も怖くない! 梅雨のバス釣りに必要なウェア・アイテムまとめ […]
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