普段のバス釣り用に、コロンビアのアウトドアブーツ「セイバー3 ミッドオムニテック」を購入しました。
これまでずっとスニーカーか長靴で釣りをしていたのですが、そろそろ本格的に梅雨入りしたことや、今年本気の山フェス「フジロック」に参戦するということもあり、このタイミングでちゃんとしたアウトドアブーツを購入することにしました。
先日ネットショップで買ったものが届いたので、見た目の第一印象と履いてみた感じをレビューしたいと思います。
それでは詳しく書いていきます。
目次
僕が釣り用ブーツに求めた3つの条件
まず、僕が釣りに使うブーツとして必要だと考えた機能は、以下の3つです。
- 完全防水であること
- 堅牢性が高いこと
- 軽いこと
です。
「完全防水」であることは、屋外で釣りをするうえで必須の機能でしょう。
特にバス釣りは雨のなかでも普通に行うので、どんなに強い雨が降っても靴の中に浸水しない完全防水機能がマストです。
単なる「防水」だと、土砂降りの雨のときは浸水する可能性があるので、「完全防水」であることが欠かせません。
雨が降って靴の中がびちょびちょの状態だとやる気も完全に萎えてしまって釣りにならないので、これは外せませんね。
▼落水したりすることもあるので……。
岸沿いギリギリを歩いて攻めてたら、思いの外水分量が多くて、崩落し、太ももくらいまで落水した…。ソロ釣行なので、このままずるずると落ちて行ったと思うとゾッとする。ちょっとセーフティにいこう。 pic.twitter.com/Dn74PedEzG
— シモツ@鹿児島 (@shimotsu_) June 9, 2018
次に、「堅牢性」もほしいです。
要は、「強い」ということ。バス釣りでは、ダム湖やボートといった足場の安定している場所以外に、野池や川などの足場の不安定な場所で釣りをしたり、藪を漕いでポイントを探すこともあります。
そのときに、軽い枝が刺さったり、草が多少絡んできても大丈夫な強さが必要です。
そして、「軽さ」。
これはマストではなく、軽ければ軽いほうがいい、くらいのニュアンスです。
堅牢性との兼ね合いでどうしても重くなってしまうので、そのバランスは難しいのですが、たくさん歩きまわったり移動するうえで「軽さ」は絶対的正義なので、できれば軽いほうがいいですね。わがままですが。
釣りにおけるシューズの重要性はこちらの動画でもよくわかります。ぜひ見てみてください。
シモツ
こうやって考えてみると、やっぱり釣りって「アウトドア」なんだなと改めて思います。だからこそ危険なこともあるし、最低限の備えはしておいたほうがいいなと。
モンベルの「ラップランドブーツ」と迷った末、セイバーミッド3オムニテックを選択
上記の条件を満たすブーツを探してヒットしたのが、今回買ったコロンビアの「セイバー3ミッドオムニテック」と、モンベルの「ラップランドブーツ」。
ラップランドブーツはモンベルの多数あるアウトドアブーツのなかでも、「ライトトレッキング用」に分類されているブーツで、比較的お手軽なブーツです。
ただ、ちゃんとGORE-TEX搭載ですし、強さも申し分ない。
レインウェアをモンベルで揃えて以来モンベルにハマり、アウトドアブーツも実は当初はモンベルで買う予定でした。
もう、当然のことながらモンベルショップに出かけたわけですね。ウェブで調べ、実際に店で試し履きとかもしてみました。
そして、結局買うことになったコロンビアの「セイバー3ミッドオムニテック」。
同じ「セイバー3ミッド」シリーズを、僕が好きなバスプロ・伊藤巧プロが愛用しているということを知っていたので、検討に入れていました。
オワター‼️寝る( ^ω^ )‼️明日からは新作のセイバー3ミッドプラスになっちゃう♫外装すら水が含まないアウトドライが導入されたセイバー(^^)光大郎さんも気にいるだろうなぁ〜(^^)まさに陸っぱりSP! pic.twitter.com/zHm19Y5N4k
— 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) April 7, 2016
両者の決め手は「ちょうどよいライトさ」
両者を実際に履き比べてみた結果、「ラップランドブーツ」のほうがちょっと重く、ゴツい印象がありました。
また、高さもセイバー3ミッドオムニテックより高く、どちらかといえば、よりハードなアウトドアに適した靴なんだと思います。
今回はそこまでのハードさは求めておらず(最低限の堅牢性はもちろん必要ですが)、どっちかといえばライトで結構。
むしろ、ゴツすぎると疲れちゃうので、最低限の強さは担保しつつ、できるだけ軽くライトなものがよかったのです。
ということで、このわがままな条件を満たすセイバー3ミッドオムニテックを選ぶことにしました。
コロンビアの「セイバー3ミッドオムニテック」を写真でレビュー
それでは、早速届いたブーツを写真でレビューします。
▼斜め上から全体を俯瞰した様子。今回買ったカラーは「ブラウン」。黄色っぽい色が好きなのと、その他のカラーが地味すぎたのでこちらを選択。
▼正面から見た様子。特にゴテゴテした感じもなく、シンプルでいいですね。
▼サイドのデザインも普通にかっこいい。「ザ・アウトドアブーツ」って感じのデザインです。で、こうやって手に持っていると、よく分かるんですが、かなり軽い。
▼底はこんな感じ。たまに、 濡れて岩の上のようなスリッピーな場所を歩くのでこれくらいトゲトゲしているくらいがちょうどいいかもしれません。
▼履いてみました。くるぶしまでの丈のスニーカーソックスを履いたうえで着用しています。すね毛は気にしないでください。
履いてみた感じは、まず「軽い!」ということ。
もちろんブーツという前提があるのでそれなりの重さはありますが、それを加味したうえで軽い。ひょいひょいと歩き回れそう。
そして、サイズは結構ぴったりめです。
普段25.5cmを履いているので25.5cにしたのですが、ほとんどジャストサイズです。
ジャストは悪くないのですが、長時間使用することを考えると、あと0.5cmくらい大きくてよかったかも……と思っています。
あと、高さも「高すぎず低すぎず」というちょうどいい感じ。
高所ハイクほどのガチさはないけど、足首まではしっかりガードしてくれます。この安定感が心地いい。
「完全防水」の実力は? 水を直接かけて防水性能を試してみた
このブーツはコロンビアの独自「オムニテック」ということで、完璧な防水透湿機能が備わっているということ。
参考:コロンビアの独自開発テクノロジー|コロンビアスポーツウェア[公式]アウトドア用品/Columbia Sportswear
そこまで疑っていませんが、「それ、ほんと??」と思わなくもない部分もあったので、実際にこの靴を履いたうえで、直接上から水をかけてみました。
その様子の動画がこちら。
結果、全く濡れていない…!
見るからに水を弾いていますし、中に浸透している水分はゼロです。
まあこの程度で染み込んできたらそれこそ返品するレベルなのですが、ひとまず安心しました。
あとは、一度豪雨のときに履いてその実力を試してみたいですね。
【追記】後日、ダム湖に釣りに行ったときの動画
また後日、鹿児島県のダム湖・竹山ダムに行ったときの様子を動画にしてみました。大きく減水していることもあり、そこそこタフな状態。
ですが、こうした小さい沢くらいなら全く濡れることなく余裕で渡り歩けるので、かなり安心して移動することができました。
ただ、ちょっと気になったのは底が地味に滑りやすいこと。濡れた岩石の上などを歩く時、気を抜くとつるんと滑るので、ちょっと注意が必要です。
まとめ:「セイバー3ミッドオムニテック」はファーストインプレッションは申し分なし
届いた第一印象はとってもいい感じです。改めてまとめるとこんな感じ。
- デザインは、”普通に良い”という感じ。
- 防水性、堅牢性はバッチリ。
- サイズは0.5〜1.0cm程度大きめがベスト。
しっかり保護してくれる感じもあるし、雨も十分にしのげそう。
レインウェア上下着て、GORE-TEXの帽子被って、これ履いていればちょっとやそっとの雨は余裕で対処できそうです。
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