あなたは釣りに行くとき、フィッシンググローブは使っていますか?
フィッシンググローブって、いろんな釣具メーカーやアウトドアメーカーから発売されていますが、「コレ!」という決め手がそんなになく、結構迷っちゃうんですよね…。
年明けに、冬釣りに行くときの防寒用にmont-bellのフィッシンググローブを買ったのですが、これが思いの外良く、かなり重宝しています。
今回は、「別にかっこよくなくていいから、安く、かつ問題なく使えるグローブがほしい」という方にオススメのこのグローブをご紹介してみます。
冬の釣りの最大の敵は「指の冷たさ」
冬の釣りにおける、最大の敵は間違いなく寒さにより指がかじかむことでしょう。
経験がある人はすぐにピンとくると思いますが、指がある程度冷たくなると、細かい作業を要するリグを作りにくくなり、めちゃくちゃモチベーションがさがります。
シンプルに、ひとつひとつの作業に時間がかかるので、それもすごくもったいない。そうでない時期と比べると圧倒的な差です。もう、これでもかというほどテンションがだだ下がりです。
僕も一度、グローブなしで冬の釣りに挑んだのですが、もうこれがまったくダメで。そういうときって、不思議と直感的にわかるものなんですね、「あっ、無理」って。
釣りしにきたはずなのに、あまりに指が冷たすぎるので、かなり早い時間に撤退した覚えがあります。それくらい死活問題。
そのため、あらゆる釣り動画を観ていると、冬の釣りにおいてはほぼ100%といっていいほどバスプロの方々はグローブをしています。
藪を漕いだり、タフな環境で釣りをするから必要なのはもちろんですが、それ以上に寒さが与える影響ってそれほど大きいんですよね。
安心と信頼のmont-bell「ネオプレン スリーフィンガーレスグローブ」
そういう状況だったので、すぐにグローブを買おうと思い、まず向かったのがmont-bell。
レインウェア上下をmont-bellで揃えているのですが、そのときに感じたコスパの高さから、かなり高い信頼を置いていました。もう、気分的にはアウトドア製品買うなら、mont-bell一択ですね。それ以外を選ぶ理由がない。
釣り用レインウェアはモンベルのジャケットがコスパ最強でオススメ事前に特に調べてなかったのですが、アウトドアブランドなのでグローブくらいあるでしょう、ということで行ってみたのですが、わりとすぐに目的のものが見つかりまして。
それが、「ネオプレン スリーフィンガーレスグローブ」。税込み、1,728円です。釣具メーカーのグローブより、30〜50%くらい安くて、お財布にやさしい。
正直、見た目は特筆すべき点のない地味なグローブです。超シンプル。普通にちょっと「ダサいかな?」ってレベル。
装着した感じはこんなふうになります。実は、サイズをよく見ずに買ったのですが、MサイズとSサイズがあり、僕が買ったのはMサイズ。
ぼくの手が小さく、正直もわっとしちゃうので、Sサイズで良かった説が濃厚。まあ、使用するには特に問題ないのですが。
「スリーフィンガーレス」というのは、親指、人差し指、中指の3本の指先が外に露出しているということです。釣りする場合は、この指先で細かい作業をおこなうので、これは必須。
毎回着脱するのは絶対に面倒なので、スリーフィンガーレスはマストです。
素材はほとんどナイロンかポリウレタンです。「布」というよりは、ウェットでブニョブニョした分厚い素材。ウェットスーツを薄くした、みたいな感じでしょうか。
手のひらの部分の素材はグリップの効いたゴムのようになっています。かなり分厚い素材になっているので、ちょっと地面に手をついたり、針が掛かっても痛くありません。ふつうに手袋として優秀。
これが意外に使える! 釣り場ってすべりやすい環境だったり、なにかに捕まったりして身体を固定する場面が少なくないんですが、そのときにこのグリップ力はめちゃくちゃ助かるんです。
内部は、100%ナイロンになってます。手をいれると、「やや温かいかな」くらい。スルッと滑るように入っていくので、つけ心地は悪くありません。
おかっぱりなら、常に携帯しててもいいかも
このグローブ、おかっぱりメインのアングラーなら冬だけじゃなくて常に携帯していてもいいかもしれません。
おかっぱりって、岩に手をついて釣り場を求めて歩いたり、草まみれになったり、手への負担が高くなりがちです。でも、これをつけていれば、たいていはクリアできます。
それだけ、防寒以外の性能(グリップ力、防護性)が高いので、装着しているとハードな環境下においてはかなり安心感があります。
これでまた全身mont-bellおじさんに近づいてしまいました。今後、釣行用にブーツもmont-bellで買う予定。あと一歩。
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