2018年の1月にバス釣りを本格的にはじめ、半年以上が経ちました。
はじめた当初はもちろん道具は持っていなかったので、バス釣りに必要な道具とあらばじゃんじゃん購入してきました。それこそ湯水の如くいろんな道具を買っていきました。
今でこそ、どんな道具が必要でそれにはいくらお金がかかるということが分かるようになりましたが、はじめる前は「バス釣りっていくらお金かかるんだろう?」と、イメージできず疑問に思っていました。
そこで今回は、バス釣りをこれから始める人が必要な道具と、それを一通り揃えるまでにかかる費用の目安をご紹介したいと思います。ソースは完全に僕です。全部リアルな額なので、具体的に想像してもらいやすいかと。
目次
【真実】「普通」にバス釣りができるようになるためには、そこそこお金かかります
まず、先に真実をお伝えしておくと、問題なくバス釣りができるようになるには、それなりにお金が必要です。残念ながら、これは事実です。
釣りには、みなさんが思っている以上にたくさんの道具が必要で、それらをひとしきり揃えないと、まず「ルアーを投げる」というスタートラインにすら立たせてもらえません。ここでいう「普通に」とは、「バス釣りにおける必要な道具がひとしきり揃っている」という状態を指します。
例えば、SHIMANO社の「ステラSW」というハイエンドモデルのリールですが、これはひとつ10万円を超えます。極端な例ですが、それくらい高いものは高いです。
ただし、もちろんエントリーモデルの製品もあって、その幅も広いです。買う道具を制限し、エントリーモデルを選んでいけば「べらぼうに高い」ということにはなりません。
特に最近は安くてもいい製品が多数販売されているので、初心者のうちは基本はそういうモデルでOKだと思います。
ちなみに道具を買うのは、近所の釣具屋でもいいですし、「【知らないと損】釣具の通販なら「ナチュラム」がAmazonよりオススメ」にも書いたように通販も安いので、好きな方を選んでください。
バス釣りに必要な道具の一覧とその価格
では、初心者がゼロからバス釣りをはじめるにあたって必要な道具をリストアップしてみます。
- リール
- ロッド
- タックルケース
- タックルバッグ
- ルアー(ソフト/ハード)
- ラインカッター
- その他消耗品
- ライン、シンカー、フック
- レインウェア
- トレッキングシューズ
- 帽子
- 偏光サングラス
- ランディングネット
- 【番外編】車
どうですか? 想像してたより結構道具多いんじゃないでしょうか?
たぶん、まったくの未経験者がわかりやすく想像できるのは、おそらく「リール」「ロッド」「ルアー」「ライン」くらいなんじゃないかと思います。
そしてこれはおかっぱり(ボートではなく、陸からルアーを投げる釣り)に必要な道具のみをリストアップしているので、ボートでやる場合にはさらに増えてきます。
以下に、それぞれの道具とその値段を、僕が実際に買ってきたものをベースにご紹介していきます。
リール(ベイトリール、スピニングリール):約7,000円、約12,000円
リールは、セオリーに合わせてベイトリールとスピニングリールの2種類買いました。それぞれ、別のメーカーのエントリーモデルです。
特にフリームスは「初中級者おすすめ!ダイワの新作スピニング・18フリームスレビュー」の記事にも書いたように、初心者に鬼オススメのリールです。とりあえずこれ持っておけば間違いない。
ロッド:約8,000円、約11,000円
こちらも、リールに合わせて1本ずつ。
DAIWAの新作ブレイゾンについては「【インプレ】ブレイゾン2018は約1万円で買えるコスパ最強ロッド」の記事で詳しく紹介しているので、こちらも見てみてください。
タックルケース:約2,000円
こちらは比較的安いです。
ルアーを入れるケースと、フックを入れるケースをそれぞれ買いました。
ケースを使ったワームの整理については「【レビュー】ワーム用ケース「VS-3020」でタックルバッグを超整理」の記事で詳しく解説しています。
メイホウ(MEIHO) VERSUS VS-388DD ブラック
タックルバッグ:約8,000円
ルアーメーカー「DSTYLE」の製品を買いましたが、すでに売り切れていました。アウトドアブランドの、強度のしっかりしたバッグであればなんでもいいと思います。
もう売り切れちゃいましたが、「【青木大介】DSTYLEのタックルバッグ・Sling Tackle Bag 購入レビュー」に書いたDSTYLEのバッグはおすすめ。
ルアー(ソフト/ハード):約10,000円〜
ルアーに関しては、種類があまりにも豊富すぎるのと、いくつあっても大丈夫というものなので、基本は青天井です。たぶん僕はこれまで10万円以上使ってます。
ですが、強いていうならとりあえず10,000円分くらい買えば、ひとしきりやりたいことはできるかなと。
ラインカッター、プライヤー:約3,000円
ラインを切ったり、魚からフックを外すときに使います。これも必須。
ベルモント(Belmont) ラインカッターSV MC054
メジャ:約1,000円
魚を釣り上げたときに長さを測るメジャーです。必要あるかといわれると微妙ですが、「◯◯cmの魚を釣った」と自信を持って言えないともどかしいので(実体験あり)、できればちゃんと測って記録しておいた方が気持ちがいいです。
ベルモント(Belmont) フィッシングメジャー「Type1」 MR036
ランディングネット:約10,000円
唯一、僕がまだ入手できてないのが、このランディングネットです。足場が高い釣り場であまり釣りをしないこともあり、まだ買ってません。ただ、追々買う予定です。
ライン:約1,000円〜
こちらは消耗品なので、とりあえず1つあたりの単価で示していきます。
僕がいつも買うのは、コスパ最高のフロロカーボンラインと言われている「フロロマイスター」。初心者にはこれで十分です。
クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 240m 16lb
シンカー:約300円〜
これもバリバリ消耗品ですね。釣具屋に行くと、毎回3〜4つノールックでかごに入れてしまいます。
フック:約300円〜
フックも種類が多く、かつ消耗するのでよく買います。
ハヤブサ(Hayabusa) FF307 TNSオフセット 3/0
レインウェア(上下):約20,000円
釣りは悪天候でも普通にやるので、ゴアテックスが入っているレインウェアは必須です。というか、これがないと釣りにいけません。買ったのはモンベルの安いレインウェアで、上下20,000円。
まじでそのへんの合羽とかでやっちゃうと危険なので、ここはケチらずにいったほうがいいです。
レインウェアの必要性とレビューは「【レビュー】釣り用レインウェアはモンベルのジャケットがコスパ最強」の記事にも書いていますのでぜひ。
トレッキングシューズ:約9,000円
足場が悪いところで釣りをすることがあるので、足回りの保護のためにちょっといいトレッキングシューズを履くようにしています。
コロンビアのシューズを買いましたが、レビュはー「【完全防水】コロンビアのブーツ・セイバーミッド3オムニテック購入レビュー」で書いています。
帽子:約5,000円
釣りは基本的に屋外で、日差しを浴びながらやるので、頭部の保護は欠かせません。またアウトドアブランドの帽子だとゴアテックスが入ってるので、ちょっと雨が降っても余裕なのでオススメ。
偏光サングラス:約5,000円
バス釣りをはじめたばかりの頃は「偏光サングラスなんて、プロが使うもの」だとばかり思ってたのですが、全然そんなことありません。むしろ、水面の様子がイメージできない初心者ほど使うべきです。
ダン・シェイディーズの偏光サングラスなら5,000円程度で買えるので、ぜひひとつ持っておきましょう。
参照:釣りにもOK!偏光サングラスDang Shadesが安くて超おすすめ
【番外編】車:???
あくまで番外編ですが、車も必要な道具のひとつです。
車を買うまではずっとレンタカーで釣りに行っていたのですが、汚したらいけないし、返却もめんどうなので、財布に余裕があれば車もほしいところ。
僕の釣り車の購入については「【釣り車購入記 】釣り車がレンタカーじゃダメな3つの理由【vol.1】」のシリーズに細かく書いているので、参考にしてみてください。
いろいろ必要ですが、最もお金をかけるべきは「リール」です
これは各所で言われていることですが、釣りにおいて初心者がいちばん予算を投入すべきなのが「リール」です。これは間違いないでしょう。
正直、ロッドは多少ショボくてもトラブルにはなりにくいです。最悪ポキっと折れてしまうこともありますが、そのケースは結構希です。
それより厄介なので、リールによるライントラブル。リールがショボくて発生するライントラブルはマジで心が萎えるので、その日釣りをする気がなくなっちゃうんですよね……。
それに、リールの性能によって、キャストの精度も大きく変わってくるので、それは当然釣果にも影響してきます。
僕の場合、ベイトリールは「バスワンXT」というSHIMANOの入門機を買いましたが、正直もう半年で買い替えたいと思ってます。やればやるほど、より高い性能のリールがどんどんほしくなるんですよね。
なので、最初の時点で、自分ができる限り最大限の予算をリールに投入しましょう。目安としては、そんなに高くないわりに「DCモータ」という技術が搭載されている中級機「スコーピオンDC」あたりが買えればベストかなと。
【まとめ】初心者がゼロから道具を揃えるには、だいたい10万円あればOK
というわけでまとめです。
上記の道具を全部足すと、約12万円でした。
そのなかで、強いて言うならシューズと帽子は「必須」とはいい難いので、それを差し引くとだいたい10万円ほど使って道具を買い揃えれば、普通にバス釣りできるようになる、と言っていいと思います。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、とりあえず10万出せば新しい世界に飛び込むことができると思うと、まあそんなに高いものでもないかなと。
僕の場合、これに加えて本とか動画コンテンツにもじゃぶじゃぶお金を使っているので、約半年でトータル30万円くらいは使ってるんじゃないかと思います。
※釣りのために買った車の費用が50万円と、そのための引っ越し費用を含めると100万円超えちゃいますね……。ひぃ。。。
ここには書いてませんが、車の費用とそのための引っ越し費用を加えると、軽く100万超えますね……。100万て。。。 https://t.co/pVhc0DybHH
— シモツ@鹿児島 (@shimotsu_) August 9, 2018
ただまあ、ハマっちゃうと10万円程度じゃ全然済まないので、覚悟しておいたほうがいいかもしれない、と経験者からお伝えしておきます。
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