早いもので、東京から鹿児島に移住して1年が経ちました。
このブログでは、移住後定期的に所感を書いてきました。こんな記事とか。やっぱり、移住ってそれなりに大きなライフイベントなので、ちゃんと残しておきたいと思ったんですね。
【鹿児島移住定点観測 vol.3】東京からUターン移住して半年経った感想。特に、こちらの記事は関東・関西在住で、鹿児島移住を検討されているであろう方によく読まれており、「鹿児島 移住」での検索結果は鹿児島市のサイトより上位表示される結果となりました。
まあ、移住関連のイベントや公的な情報ももちろん重要ですが、こうして実際に経験した当事者の言葉、感想というのは、それなりに価値があることの証左だと思います。手前味噌ですが。
もっとも読まれている移住関連記事は、移住後3週間後に書いたもの。なので、あくまでファーストインプレッション的な感想に留まっています。
1年経った今、志向や考え方もある程度変わっていると思うので、できるだけ新しい視点で、改めて移住後1年経って今思うことを書いてみたいと思います。
車問題は「適宜レンタカーを借りる」で解決
移住後しばらく悩んでいた車問題。
知ってのとおり、地方では車がないと移動はかなり制限されてしまいます。地方の、特に田舎だともう車がないと話にならないレベル。
実際、僕も移住前〜移住後数ヶ月くらいは、ずっと「車がないと不便」と思っていました。
ただ、幸い僕が住んでいるのは鹿児島市という60万人近くが住む都市部で、そこそこ交通網も発達しています。なので、バスやタクシー、市電を使えばある程度自由に行動できますし、自転車だけに絞ってもそれなりの場所にはアクセスできるんですね。
事務所も、自宅から自転車で15分の場所に借りているので、普段の行き来は自転車で事足りるという状況にあります。
また、実際に1年住んでみて、本当に車が必要なときって多くて月に2〜3回くらい、だということに気づきました。例えば、電車が通ってない地域に行くときや、年末年始実家に帰るときなどです。
で、気づいたんですね。「じゃあ、レンタカーでよくね?」と。
普段利用するタイムズカーレンタルだと、丸1日借りて約4,000円。例えば月に3回借りるとして、ガソリン代を入れても約15,000円程度です。買うと維持費だけで毎月それくらい必要なので、今の自分の使い方であれば、都度レンタカーを借りるのがベストなんですね。
▼ポイントも活用すると、だいたいこれくらいの金額になる
この記事には「アウトドアは、マイカーがないと楽しめない」とも思っていたのですが、実はぜんぜんそんなこともなく…。
【実録】タイムズカーレンタルの料金は実際安い?10回以上乗った僕が解説します少なくとも、今バス釣りに行くときにレンタカーを借りているのですが、それで全然事足りてますね。なので、当面はこの使い方でいこうかなと思ってます。
飲み会が圧倒的に減った
東京で働いていた頃は、勤務地が渋谷だったこともありしょっちゅう飲みに行ってました。多いときで週に4回とか。
オフィスから帰ろうと思ったら飲みに行くお誘いをもらって、そのまま飲みに行く、みたいなことも少なくありませんでした。
しかし、鹿児島に来てから飲み会の回数がめっきり減りましたね。今では週に1度も飲み会がないことも珍しくなく、平均して月に2回くらいでしょうか。
これは、そもそもしょっちゅう飲みに行くくらい親しい人が東京に多くいたということもありますが、それ以上に街の性質がそうさせているような気がします。
いくら都市部とはいえ、鹿児島は車通勤をしている人が多く、夜に酒を飲んでしまったら最後、そのまま車を置いてタクシーで帰るか、運転代行を使って帰るしかないんですね。それって結構面倒で、ゆえに「それなら家で飲んだほうがいいや」となってしまう傾向が強いんだと思います。
だから、突発的な飲み会はほとんど発生しないので、ほぼ毎日仕事終わりは自転車で直帰、という日々を過ごしています。
今は毎日18時には仕事が終わり、18時30分には帰宅できるので、そこから寝るまでは自由時間。本を読んだり、ブログを書いたり、釣りのことを勉強したり、ものすごく有意義な時間を送っています。
3〜6ヶ月に一度くらいは東京には出張に行くので、そのときに会いたい人にガッと会えればそれでいいかなと思っています。自分には、そのくらいの距離感、温度感が心地良いというのは、ひとつの発見でした。
今はオンラインでのビデオ通話での飲み会もできますしね。
【コスパ最強】Skype飲みが地方民にオススメな4つの理由都市部に飽きてくる
鹿児島市は60万人が住む都市で、普通に大きい都市。ロフトもあるし、東急ハンズもあるし、ジュンク堂も、紀伊国屋も、カルディも、ラウンドワンも、たいていなんでも揃ってます。
なので、全然不便はない、むしろ今のところかなり快適に過ごせています。暮らしやすさは、東京よりかなりあると思います。
ただ、最近はちょっとこの都市部に住むことに飽きてきました。都市部なんですが、ガチの都市部というよりは文化面で劣っているし、めっちゃ自然が豊かかといわれるとそうではないし……。平たく言うと、ちょっと中途半端なんですね。
なので、二段階移住的に、次は同じ県内でちょっと僻地で暮らしてみるのもアリだなと考えています。特に、霧島市と、鹿屋市。それぞれ、「竹山ダム」と「大隅湖」というバス釣りの人気スポットがあり、その近くに住みたいなというのが、最近の気分です。
まあ、よくも悪くもかなり馴れてきました。今のところ、次の具体的なアクションは全く決めていません。もうしばらくこの生活を続けてみたいと思います
[…] 東京から鹿児島市に移住して1年が経ちました […]
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[…] 起業してからは、地元である鹿児島にUターンしたり、その結果めちゃくちゃバス釣りに目覚めたり、と基本的には楽しくやらせてもらっているのですが、実はたったひとつだけ「もっと前職のうちにやっておけばよかった…」と後悔していることがありまして。 […]