【鹿児島移住】4年ぶりに鹿児島で生活して感じた「過ごしやすさ」と「物足りなさ」

先日、2年間住んだ東京から、地元であり20歳まで住んでいた鹿児島県へ引っ越しました。

20歳のときに地元の鹿児島工業高等専門学校を卒業し、千葉県の国立大学に編入学。その後、都内に引っ越し新卒として渋谷の会社へ入社してからは、ずっと都内に住んでいました。

新卒入社して約2年弱経ったころ、会社の新事務所を鹿児島県につくるために、4年ぶりに鹿児島に引っ越してきました。

引越し先は鹿児島県鹿児島市

いまは、鹿児島県鹿児島市というところに住んでいます。

元々住んでいたのは、鹿児島県霧島市。鹿児島市からは車で40分程度の距離があり、「近い」とも「遠い」とも言えないような地域です。

 

ですので、東京から鹿児島県に戻ってきましたが、実はあまり「Uターンをした」という実感がほとんどなく、全く別の土地に住むという意味では「Iターン」に近い気持ちでいます。

鹿児島も移住者や促進事業が盛り上がっている。

いま鹿児島は(特に鹿児島市)、移住促進事業で結構盛り上がっています。

市自体がわりと力を入れており、都内で移住希望者向けのイベントをやったり、「おためし移住」のようなプログラムを組んで、少しでも多く人口を増やそうと躍起になっています。

実際、僕も鹿児島市の移住促進プログラムのなかのひとつ「かごしまクリエイティブライフ」というものを利用しました。

移住の際は、鹿児島市の移住促進プログラムを活用した

移住を検討していた当初は、こうしたプログラムについては全く知らなかったのですが、都内で利用していたコワーキングスペースでその情報を知り「まさに求めていたものだ!」と思い、すぐに利用を決定、採択されました。

お試し移住はしませんでしたが、代わりに移住する際にかかる費用の一部(会社の事務所の家具など)を負担してもらい、とても助かりました。

僕らが活用したプログラムは、クリエイター向けのものでしたが、そうでない人向けのものいくつかあると思うので、自治体のサイトなどを確認し、活用できるものがあれば活用してみるのをオススメします。

手続き等は正直かなり面倒ですが、それで10万、20万という資金補助が受けられるのであればコスパはいいはずです。

鹿児島市に住み始めて感じてわかったこと

このエントリでは、僕が4年ぶりに鹿児島にUターンし、住み始めて1ヶ月間で感じたことを書いていきます。

日々の交通面から、住環境、街のようすなど、ふつうに暮らすうえで、外せない、わりと重要なことをまとめていきます。

鹿児島への移住を検討している方、移住が決まっていて情報を探している方にとってなにか参考になれば幸いです。

なお、暮らしはじめて6ヶ月後、1年後の感想はこちらの記事にまとめていますので、こちらもぜひご覧になってみてください。

東京から鹿児島市に移住して1年が経ちました

鹿児島県の家賃はそこまで安くない

よく地方移住の大きなメリットのひとつに「固定費の安さ」が挙げられます。

生活するうえで大きく影響するのは、特に家賃。いわゆるド田舎では、都内の1ルームのアパートを借りるのと同じくらいの金額で、家族4人で住める一軒家を借りられたりすることもあります。

けれど、鹿児島(特に鹿児島市)はその限りではないみたいです。

そこまで家賃が安くないんですね。築5年程度の1DKや1LDKのキレイめのマンションの賃料が、だいたい50,000〜60,000円くらい。

同じ条件の物件だと、都内だと、70,000〜80,000円くらいですかね。肌感覚で、鹿児島市の賃貸物件の賃料は都内の物件の80%くらいです。

なので、「地方に移住したから、固定費がめちゃくちゃう安くなる」という具合に、状況が一気に変わることはあまりなさそうです。(もちろん、めちゃくちゃ安い物件を探せば1〜2万円くらいである)

これは、地元の賃貸不動産会社の営業マンも、口を揃えて「鹿児島の物件の家賃はそんなに安くないですよね」とおっしゃっていたので、この感覚は間違ってはいなさそうです。

ちなみに、福岡と鹿児島はだいたい似たような水準なんだとか。

じゃあ、圧倒的に便利な福岡に行くよね…、という人がいてもおかしくないですね。

「南国」といっても、2〜3月は普通に寒い

寒いです、鹿児島。

県全体でそういうイメージを推していることもあり、鹿児島=南国というイメージを持たれている方も多いと思いますが、冬は普通に寒い。

東京にいた頃から毎日気温はチェックしていたのですが、平均気温はほとんど変わらないイメージ。

なので、外出する際の服装はずっと一緒ですし(自転車移動が増えたので、なんならもっと寒く感じる瞬間は多いかも)、部屋もずっと25℃の暖房をつけたままです。

平均気温の推移を見るとだいたい4〜5月からグッと気温が上がって、南国っぽくなりそうな印象です。

なのでそれまではしばらく”普通に寒い”日々が続くのだと思います。

人の数がちょうどいい

鹿児島県鹿児島市は、鹿児島県で最も大きな都市です。人口は60万人くらい。

そもそも「市」としてデカい、というのもありますが鹿児島県全人口の4割近くが住んでいる街です。

そんな鹿児島市ですが、多すぎず、少なすぎずといった感じで、人の数がちょうどいいんです。

道の幅も広く、自転車もすごく走行がしやすい。なんだか、すごく「地方都市」っぽい感じです。

僕が以前住んでいた杉並区の人口が57万人とほぼ鹿児島市と同じくらいの人口なのですが、面積は鹿児島市の1/15のサイズです。そりゃあ、ぎゅうぎゅうです。

例えば、土日に鹿児島一と言われる繁華街「天文館」を歩いても、そんなに混んでいる感じはしません。

このくらいの人口が、住むにはちょうどよさそうです。

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自転車、もしくは車が必須

予想はしていたことですが、鹿児島市で生活するうえでは自転車が必須です。

引っ越してくる前は「まあ、徒歩でもいいっしょ」と都内のノリで大丈夫だろうと思っていたのですが、間違いでした。自転車が要ります。

もしくは、車。

基本的に車社会なので、施設間の距離が大きく、自動車移動を余儀なくされます。

ちなみに、月極の駐車場は3,000〜10,000円くらいですね。そんなに負担にはなりません。

自転車に関しては、とにかく道が広いので、普通に快適です。

自宅は事務所から自転車で15分くらいの位置にあるのですが、毎朝自転車を漕いで通勤するのはちょっとした楽しみになりつつあります。

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桜島から火山灰が普通に降ってくる。そしてかなり迷惑。

鹿児島市にはすぐそばに活火山である桜島があり、たまに噴火活動をおこないます。どれくらい近いかというと、これくらい。

で、桜島は火山なので噴火すると火山灰が降ってくるのですが、これがすごい!

規模にもよるのですが、小規模の噴火でも自分がいる地域に降ってくると、目に入って痛かったり、髪の毛がざらざらしたり、地面が滑りやすくなったりします。

また、もし大きな規模の噴火が起きた場合はこんな感じになります。▼

これがもう普通に「もうやめてくれー!」って感じになります。マスクをしないとろくに外も歩けなくなるほどで、日常生活に支障をきたしてくるのです。

噴火の頻度はかなりバラバラで、少ない月だと数回、多い月だと200回を超える月もあるんだそう! ひぃ。

参考 桜島の月別の噴火回数火山について

そんなに生活するうえでクリティカルな問題にはならないと思いますが、こういう不便があることは先に知っておいて損はないですね。

最後に

以上が、3週間程度鹿児島市に住んでみて感じたことです。やはりこうして実際に住む場所を変えるといろいろ思うところありますね。同じ日本とはいえ、東京とのギャップに戸惑うところも多々あります。

まとめると、結構普通に過ごしやすいです。やはり海と山があるメシウマ県ですし、人口もちょうどいい、地元の人も「いい人」ばかりです。

住むにはすごくいい。あと、ロフトや東急ハンズ、ジュンク堂書店などがあり、普通に「消費」を重ねる分には都内とさして変わりません。

ただ、感じるのは「消費」や「浪費」以外の、”第三の場”みたいなスポットや、東京にある多様な文化はないように思います。

東京が尋常ではないだけなのでしょうが、やはり物足りなさを感じてしまいます。

だから、鹿児島の人はパチンコにはまるんでしょうね。(現地の方もそのようにおっしゃる方は多いので、「暇」だと感じている人はやはり多いのだと思います。)

けれど、これが地方都市だと思います。東京が異常である、というだけのことだと思います。

鹿児島市は、いわゆる地方都市そのものです。

「1ヶ月で何がわかる!」という声が聞こえてきそうですが、段階を経て所感をアップデートしていくことに意義があると思うので、このタイミングでまとめてみました。

さいごに;地方移住を検討している人に読んで欲しい記事はこちら

また、少しでも失敗の可能性を減らすために身につけておくべきおすすめなスキルについて「【年齢制限なし】地方移住前に得るべきオススメスキルはプログラミングとブログ」の記事に詳しく書きましたので、こちらもどうぞ。

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