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新卒入社した会社を1年で辞めた僕が、ただ1つ後悔していること

どうも、シモツです。

僕は2016年にWeb制作会社・Lucky Brothers & co.を立ち上げたのですが、それまでに約1年間所属していた会社は新卒として入社した企業で、いわゆる「早期退職」をしています。入社3年目以内に仕事を辞める若者、の典型例ですね。

起業してからは、地元である鹿児島にUターンしたり、その結果めちゃくちゃバス釣りに目覚めたり、と基本的には楽しくやらせてもらっているのですが、実はたったひとつだけ「もっと前職のうちにやっておけばよかった…」と後悔していることがありまして

これまでは、新卒入社した企業を辞めたことに対する後悔は語ってこなかったのですが、

  • 新卒で入った会社、もうやめたいと思っているけど、後悔しないだろうか…?
  • 実際に新卒で入った会社を辞めた人の意見を聞きたい。

という人に向けて、ちょっとお伝えしておきたいなと。

そもそも僕が新卒入社した企業を1年で退職した経緯

最大の理由は、冒頭でもお伝えしたとおり「会社をつくるため」です。

株式会社インフォバーンという会社で働いていたのですが、「会社の一期目が終わりました。」の記事を読んでもらえると、どういう会社なのかおわかりいただけると思いますが、このWeb制作会社をつくるため会社を辞めました。

働いた期間は1年2ヶ月。新卒で就職して、「ちょっとずつ仕事覚えてきたかな」くらいの時期だと思います。

辞めた理由はこの1点のみで、同期や周りの先輩方にはすごく恵まれており、不満などはほとんどありませんでした。実際に、今でもFacebookやTwitterでちょこちょこやり取りしたり、仕事を振ってくれる先輩・同期の方もたくさんいらっしゃいます。

辞めて、時間が経つほどに「いい職場だったんだなあ…」としみじみ思うようになるのは、退職あるあるなんでしょうかね。

とはいえ、会社員を継続しながら会社をつくることは不可能なので、不満があったり、環境を変えたいと強く思っていたわけではないですが、退職しました。

早期退職して、後悔している唯一のこと

この結論なんですが、ずばり「会社の資産」をもっとちゃんと認識し、活用すればよかったということです。

この場合の「資産」は、有形/無形問わず、さまざまな対象を指しています。

会社の持つ「資産」の数々

大きな組織ほど、様々な形で「資産」を持っています。

例えば、分かりやすいものからあげていくと、

  • 預金残高
  • 会社の持つ建物や設備
  • その会社に所属している従業員
  • グループ企業間でのネットワーク
  • 提供している商品/サービス郡
  • 社内に蓄積されているノウハウ、マニュアル類

などなど、目に見えるものでパッと思いつくものだけでもこれだけ会社には「資産」があります。

その他、まだ僕が思いついていなかったり、見えていないだけでも、会社はあらゆる有形/無形の資産を持っています。

会社がやっていることはシンプルに「価値を提供し、その対価を得る」という経済活動ですが、もっと解像度の高い視点で見ると、やり取りしているのは「お金」だけではないんです。

経験がないうちは「資産」それ自体に気づけない

特に大学卒業したばかりの新卒だと、上記のような会社の持つ資産それ自体に気づくことができません。

あらゆる資産を「そもそも、会社としてあって当然のもの」だと思っているので、組織にいるからこそ得られる、与えられる特権である、というふうにはなかなか思えないんですね。

だって、考えてみてください。

上記にリストアップしたもの全ては、起業した当初はすべてありません(資本金がたくさんあるケースはあるが)。

いちから事業を立ち上げ、売上を作り、それをステップアップのために投資していくからこそこうした資産は形成されていくわけです。

メルカリとかを見てもらえばわかると思いますが、めちゃくちゃ人材に投資してますよね。様々な理由があってのことでしょうが、関係のある人材はすべて資産であり、それにたくさん投資している結果なのです。

自分で会社を作ってみると、いかに会社がいろんな面で優れた資産をたくさん持っているかが分かる

なぜこのようなことを考えているかというと、自分で会社を作って会社のことについて考えていくと、いかに「企業が有形/無形の資産をたくさん持っているか」に気づいたのです

そもそも、どの会社もスタート時は

  • 事業を作って売上をつくらないと、預金もない
  • オフィスはゼロから借りないといけない
  • 従業員も、多大な投資をして入社してもらう
  • ネットワークも乏しい状態から形成していかないといけない

という状態です。

自分で会社をつくっていくと、こうした当たり前の事実に直面し、前職の偉大さに気づいたんですね。

もちろん、辞めたからこそ見えてくる部分でもあるので、そういう意味では身をもって知ることができてよかったなとは思っています。

いま辞める前に戻るなら、可能な限り会社の資産を吸収する

そうした後悔があるので、もしいま目の前に「会社をやめたい」という若者がいたら、この「資産」についてぜひ認識することからはじめてみることをオススメします。

辞めるという選択は全然あっていいと思うので、その前に、「いまいる環境における資産ってなんだろう」「その資産を自分が取り込むことはできないか?」と考えてみるのです。

たとえば、多くの先輩の仕事について話を聞いてみるでもいいでしょう。

あなたがその組織を一歩出たら、懇切丁寧に仕事について教えてくれる上司はいません。

「仕事について、同様の経験の長い先輩社員になんでも聞ける環境がある」というのは会社が作り上げてきた資産です。ぶっちゃけ、フリーになったり、会社をつくると、そうやって優しく教えてくれる人なんてマジでいないので、せめてこの認識は持っておいたほうがいいかと思います。

個人的には、もっといろんな先輩と話して、その人の仕事や考え方、ノウハウをたくさん吸収できればよかったなという後悔があります。

「そんなの、会社にいなくてもできるだろ」という人もいます。はい、もちろんです。ただ、そこまでアクセスするハードルが、「同じ組織で働いている人」とそうでない人には大きな隔たりがあります。それを活用しない手はない、という話です。

ほかにも、

  • いろんな社内のプロジェクトに顔を出してみる
  • 過去の案件の資料など、可能な限り目を通しておく

などもあるでしょう。

いずれにせよ、例えば資料などをそのままパクってくるのはもちろんNGなので、ノウハウや創意工夫を自分のなかに叩き込むということです

そうすると「なんか似たような場面あったな…、そういえばこういうとき先輩ってどうしてたっけな?」と自分のなかに引き出しが増えるので、気持ちの余裕が全然違ってきます。

まとめ:たいていのことは、失ったり、環境が変わってから気づくもの

今回はすこし抽象的な話になってしまいましたが、僕が会社を辞めてたった1つ後悔していることと、その対策について書いてみました。

僕が辞めたときの状況が、心身を病んだりしているネガティブな状況ではなかったので、参考にできるかどうかわかりませんが、「いま自分が置かれた環境における『資産』」を正しく認識し、ずる賢く、それを吸収しようという姿勢はとても大事かなと。

最後に、会社を辞める前後に読んだ『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』では、著者の18年の経験から語られるさまざまな後悔がわかるので、ぜひ悩んでいる方は読んでおくといいと思います。

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