リールにいつラインを巻いたかを記録するWebアプリ「LINEDAY」を作りました!

【5分でできる】特定のハッシュタグ付きツイートを任意のslackチャンネルに通知する方法

「Twitterで特定のハッシュタグがツイートされたときのみ、通知が来るようにしたいなぁ」と思ったことはありませんか?

例えば、僕は今「#ShimoQuiRadio」というネットラジオを毎月配信しているのですが、その感想はたいていハッシュタグ付きでツイートしていただくことが多いです。

けれど、それらを確認するのはいちいちTwitterの検索窓から「#ShimoQuiRadio」と入力して見にいかなくちゃいけないのでちょっと面倒……。

ということで、「#ShimoQuiRadio」というハッシュタグ付きのツイートが発せられたとき、僕らが普段使っているSlack内の任意のチャンネルに自動で投稿される仕組みを作りました。実際にかかった時間は5分ほどで、超簡単な割にすごく役に立つので、シェアしたいと思います。

今回使ったツールは「IFTTT」

今回の連携に使ったツールは「IFTTT」です。

IFTTTは、さまざまなWebサービス同士を連携できるサービスです。以下に示したキャプチャは一例で、知っているものから知らないものまで、かなり幅広いサービス間の連携が実現できます。

IFTTTには、サービス連携が直感的にやりやすいという特徴があります。

「もし(if)、(this【入力】)ならば、そのとき(then)、出力(that)する」という、シンプルなルールに則った連携が基本となっており、サービスを連携する際には、そのトリガーとなる入力と、結果の出力のみを決定すればよいのです。

たとえば、Twitterの場合のトリガーを見てみましょう。

Twitterの場合は、以下のような入力がトリガーになります。

  • あなたによってツイートされたとき
  • あなたによってツイートされたとき(特定のハッシュタグ付き)
  • 新しいフォロワーがついたとき
  • 検索によって、新しい(特定の条件を満たす)ツイートが見つかったとき

これらから自分が求める入力を選び、また連携先のサービスにおける出力を選べば、ひとつのサービス連携(IFTTTでは”Applet”と呼びます)が完成します。

プログラミングスキルはもちろん不要で、基本的にポチポチ選んでいくだけなので、まったく初心者でもすぐに使えるようになります。それでは、今回僕が実際に連携させた手順について解説していきます。

特定のハッシュタグ付きツイートを任意のslackチャンネルに通知する手順

※事前準備

SlackとIFTTTは事前に連携しておいてください。Slackホーム画面の「app」欄から「+」を押してIFTTTを追加しましょう。

①「IFTTT」にアクセスし、ログインする

②「My applets」から「New Applets」を選択する

③「+This」をクリックし、トリガーとしてTwitterを選択する

Twitterはトリガーのなかでも最上位に来ているのですぐにわかります。

④Twitterのトリガーなかから「New tweet from search」を選択する

※今回はハッシュタグ付きのツイートを広いたいのでIFTTTを使っていますが、「特定のユーザがツイートしたときにSlackに流す」くらいの簡易な連携であれば、Slack標準のTwitter連携で対応できる範囲なので、やりたいことに応じて使ってください。

⑤検索条件を指定する

今回は「ShimoQuiRadio」および「しもくいラジオ」の文字列を含むツイートが発せられた場合にトリガーを発火する設定としました。

「#ShimoQuiRadio」でもいいですが、ハッシュタグなしでツイートされる場合もあるので、「ShimoQuiRadio」としています。これはどちらでもOKです。

完成したら、「Creat trigger」をクリックし、次に進みます。

なお、ここに入力する内容はTwitter公式の高度な検索で検索し、その結果として検索窓に出てきたものをコピペすればOKです。

⑥「that」を入力し、アクション先のSlackを選択する

⑦「Post to channel」を選択する

TwitterとSlackの連携はシンプルで、Slackのアクションとして用意されているのは「チャンネルにポストする」のみです。これを選択します。

⑧ツイートをポストしたいチャンネルを選択する

今回は「Twitter」というチャンネルにツイートを流すように設定しました。こちらはSlack上に作られたチャンネルであればどのチャンネルでも可能なので、任意のものをお選びください(もちろん、選択できるのは自分が見れる権限のあるチャンネルのみです)。

それ以外のMessage内容は基本そのままでOKです。

その後「Create Action」をクリックします。

⑨最後にプレビューし、完成

プレビュー画面が出てくるので、内容を再度確認し問題なければ「Finish」で完成です。

ここまでできたら動きはじめるので、テストなどして確認してみましょう。

作ったAppletが動いているか確認する方法

なお、自分が作ったAppletが正常に動いているか確認する方法があります。

My applet > (特定のApplet)に飛んで、そのapplet内にある「check now」というボタンをクリックします。

これで問題なければ「Applet Checked」などのように表記され、なんらかの問題がある場合はアラートが出るようになっています。

もし、IFTTTはサービスによっては連携に時間がかかるようなので5〜10分程度待ってみて、もしそれでもだめならチェックして問題点を探ってみてください。

実際にツイートがSlackに流れる様子

実際に、TwitterでのツイートがSlackに流れている様子です。ここに流れてくるテキストの様式は変更できるので、気に入らない場合は適宜変更してください。

なお、このAppletだとRTも拾ってきちゃうのでそこが難点ですが、それ以外は特に問題ないと思います。これで、わざわざTwitterの検索からたどっていく必要がなくなった……!!

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