リールにいつラインを巻いたかを記録するWebアプリ「LINEDAY」を作りました!

趣味ネットラジオの個人スポンサーを募ってわかったこと

どうも、シモツです。
趣味でネットラジオ「ShimoQuiRadio」を配信しはじめて、1年以上が過ぎました。配信は毎月1回で、これまでの配信回数は13回。ちょっとずつアーカイブが溜まってきたなという感じです。

くいしん(@Quishin)さんとのラジオをはじめました。 #ShimoQuiRadio

このラジオでやっている取り組みのひとつに、polca(ポルカ)を使った「個人スポンサーの募集」があります。

これまで過去3回、期間を区切って個人スポンサーを募集してきました(現在は三期目)。

この記事では、そのなかで個人が配信するネットラジオでスポンサーを募集してみてわかったこと、そのおもしろさについて書いてみたいと思います。

ネットラジオ「ShimoQuiRadio」で過去3回に渡り、個人スポンサーを募集

過去3回、いずれも「polca」というフレンドファンディングサービスを使って、ShimoQuiRadioのスポンサーを募ってきました。

polcaというサービスは自由に作成できるプロジェクト(企画)に対して、アカウント単位でお金を支援できるという、クラウドファンディングのもうすこし身近なバージョンのようなもの

これまでの全3回、すべての個人スポンサーをpolcaで募集してきました。

きっかけは「提供読みがしたい」

これは、もともと「普通のラジオがやっているような番組内で提供読みがしたい」という不純な動機からはじめました。

そこで、「提供読みをするならスポンサーが必要」というところから、「どうやってスポンサーを募ろうか」を考えた結果、当初アプリとしてサービスが開始されたばかりだったpolcaを使うことに。

最初こそ「ウェブからプロジェクトのページが見られない」というアプリ先行型サービスにありがちな謎仕様に苦しめられましたが、polcaアプリの方は使い勝手がいいこともあって、思っていて以上に支援をいただく結果となりました。

そして、第1回目の支援をいただいたあと、晴れて念願の「提供読み」ができることに。

素人の遊びではありますが、この経験はなかなか新鮮で、改めて「ネットラジオっておもしろいな」と思った次第であります。

これまで支援いただいた総額は約140,000円

これまでの支援いただいた額は以下のように推移しております。毎回、僕らの想像を遥かに超えてくる額で驚いています。

第1回(1口500円〜):7,800円
第2回(1口1,000円〜):35,500円(湘南ゴールドエナジー、ステッカーを返礼)

第3回(1口4,000円〜):93,300円(ShimoQuiRadioオリジナルTシャツを返礼【予定】)

実は、驚くことに、このように数字は推移しておりますが、第1回から第3回にかけて大幅にリスナーの数が増えている、ということではないのです。

むしろ、数値だけ見るとほぼ横ばいと言ってもいいくらいです。

特に第三回に関しては、支援してくれている方の数と、実際に聴いてくれている方の数の比率は、だいたい1:2くらいです。

ざっと計算すると「常時聴いてくださっているリスナーの半数に一人が個人スポンサーとして支援してくれている」ということになります。本当にざくっとした計算です。

「音声メディア」の可能性を感じざるを得ない

額の多寡ではなく、配信している側としてこれが非常に嬉しいのです。

「リスナーの10人に1人くらいが応募してくれたらいいな…」くらいの気持ちではじめたものなので、良い意味でこれは想定外すぎました。

そもそも、毎回ShimoQuiRadioの1〜2時間を超える長い放送を聴いてくださっている方々だからこそ、という前提はあります。

それでも、この個人スポンサー/リスナー比率は、音声メディアがつくりだすファンエンゲージメントの高さを思い知らずにはいられません。

僕は普段、「ジャン談」という週刊少年ジャンプの感想を話すPodcastを聴いているのですが、この番組が募集したpolcaの企画には当然支援しましたし、リスナー側としてもその気持はよくわかります。

ネットラジオの個人スポンサーを募ってみてわかったこと

その①:まず、「配信し続けること」が大前提になる

これは当然中の当然なのですが、少なくともその決められた期間中には配信はし続けなければなりません。

ShimoQuiRadioの場合なら、たいてい1回のスポンサー募集は約6ヶ月間の有効期限としているので、その期間は配信し続けることになります。

もし、配信がストップしたら「契約不履行」ということになり、これは問題です(そういった契約はしていませんが)。

例えば、数千万円以上のお金がかかっているテレビのCMで、「不具合により放送されなかった」という事態になれば、相当ヤバイでしょう。

間違いなく、そのテレビ局との契約は打ち切りになるし、それ以上の問題に発展するかもしれません。

これと全く同じ気持ちで、スポンサードしていただいたからには、「ちょっと、今月仕事で忙しかったんで、一旦配信おやすみしま〜す」なんてことは絶対に避けなければならないのです。

ちなみに、ShimoQuiRadioは開始した2017年9月から、毎月1日に配信するというルールを破ったことはありません。そして、しばらくこれが破られることもないでしょう。

シモツ

一度、月末に収録した回が、僕の不手際で録音されていなかったという地獄の事態に陥ったこともありましたが、なんとか2度目の収録をおこない、無事配信することができました。

その②:スポンサーへの返礼を考えるのは結構楽しい

第2回のスポンサー募集からは、ただ番組で提供を読み上げるだけでなく、オリジナルのグッズもお送りさせていただきました。

特に第2回のスポンサー募集の際は、以下のものをお届けしました。

  • 企業スポンサーである「湘南ゴールドエナジー」の缶1本
  • ShimoQuiRadioオリジナルステッカー
  • しもつとくいしんがはじめて出会った日に、くいしんが着ていたTシャツの切れ端
  • 挨拶カード

すると、▼こんな感じで届いたみなさんからの感想をちらほらいただいたり。

この、「スポンサーの方々の返礼品に何を送るか?」を考えるのが、個人的にめっちゃくちゃ楽しくて。

挨拶カードなんて、普通に考えたらA4の紙にただ印刷すれば済む話なのに、手書きのメッセージを書き(僕の嫁に依頼しました)、枠線などのデザインを施し、黒い厚紙に印刷し、同封する、というわりと手の込んだことをしています。

イメージはAmazonプライム・ビデオの「ドキュメンタル」に出てくる招待状で、そういうのが作りたいなと。

「仕事」ではないからこそできる、完全に自己満足ですが、これこそが趣味でネットラジオを配信する醍醐味だなと感じました。

その③:むしろ、「これがコミュニティなのでは?」と気づく

最近は、コミュニティ論が盛んですが、あるときふと思ったんですね。「ShimoQuiRadioのリスナーと配信者の関係は、”コミュニティ”なんじゃないか?」と。

僕らは積極的にそのように仕立てていくつもりはありませんし、単に「配信者」と「リスナー」という関係だと思っていますが、もしかしたら、客観的に見るとそういう関係性なのかも、と。

だからどう、っていう話ではありませんが、この関係が今後どう発展していくのか、衰退していくのか、はたまたどうにもならないのか、その変化が楽しみです。

まとめ:ネットラジオがライフワークになりつつある

はじめた最初は「本当に続くかなぁ…?」と半信半疑でしたが、今ではShimoQuiRadioはライフワークのひとつになりつつあります。相手のくいしんがどう思っているかは知りませんが。

今後も地道に配信はしつつ、定期的に何らかのアクションはおこしていきたいと思っているので、その際はこちらのブログでも引き続きお知らせできればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)