「継続は力なり」とは、誰もがそう考える疑いようのない事実です。けれど、実際にブログを書いてみたり、なにかを勉強するにあたって、どうしても何かを理由にして挫折してしまう……、という人は多いはず。
もちろん、孤独にコツコツ積み重ねられる人が最強ですが、やはり人の心は弱いので、そんなときになにか定期的にモチベーションを上げたり、「よし、自分も頑張ろう!」と後押ししてもらえる材料があると心強いものです。まさに僕がそうで、毎日継続されているブログやYouTubeチャンネルなどを見て「今日もやってんなあ」と鼓舞したりします。
ジャルジャルというお笑い芸人をご存知でしょうか。
M-1やキングオブコントといったお笑い賞レースの常連で、実力は折り紙付き。実力派の若手芸人です。
今回は、そんな彼らが毎日更新している「ジャルジャルタワー」というYouTubeのリストをご紹介したいと思います。
「どうしても続かない……」「継続することができない……」という方こそ、このジャルジャルタワーを観てみて欲しいです。「こんなにクオリティの高いネタをこの頻度で出しているのか!」という驚きは、きっと物事を継続するにあたってポジティブに作用するはずです。
ジャルジャルタワーから学べることは、「人の習慣に入り込むコンテンツが最強」であるということです。そのために、誰しもできる近道のひとつが「毎日やること」なのです。具体的に解説していきます。
ジャルジャルの公式チャンネル「ジャルジャルタワー」とは?
「ジャルジャルタワー」とは、お笑い芸人のジャルジャルが毎日更新しているYouTubeの公式チャンネルです。
YouTube内のチャンネルだけでなく、独立したWebサイトも存在し、「1つのネタ動画」を1フロアと見立てて、どんどんそのタワーを高くしていくというコンセプトの企画になっています。
今日(2018/08/05)現在までに、236個の動画が配信されています。白バックにまったく同じ服装の二人のサムネイルがただひらすらに並んでいて狂気すら覚えます。
そもそもジャルジャルはネタが8,000個あるらしいので、それを毎日配信しても21年以上かかる計算になります。途中事故や病気さえなければ、ずっと続けていく予定なんでしょうね。
配信されている動画は「ネタのタネ」と呼ばれていて、正式なコントのネタになる以前のちょっとしたアイデア、ワンポイントのおもしろいネタを動画化しています。
タネとはいえ、これらが実際の正式なネタに育っていくので、内容としては普通にめっちゃおもしろいです。実際にいくつか観てみてください。
いままで投稿されてきた動画はほとんど観てきていますが、僕が個人的に好きなのは以下のネタですね。特に「関東出身のツッコミ下手なヤツ」とかは7分もあって、これはもう普通にネタですね。
ジャルジャルタワーのすごさは、「ファンの毎日の楽しみ」になっていること
僕はジャルジャル公式チャンネルをYouTubeでチャンネル登録してから、毎日やってくる通知からジャルジャルタワーの動画を見るようになりました。「おっ、今日も更新されてるな」と、なかば習慣化しています。
で、一度ファンにとって習慣化してしまったものは、なかなか消し去りづらいものです。
たとえば、3週間毎日同じことを続けたら、それはもう立派な習慣なので逆にやらない方が気持ち悪い、みたいな状況になります。
それを狙ってかどうかわかりませんが、ジャルジャルタワーはそれが抜群にウマい。実際に、YouTubeのコメント欄を見てみると「毎日ジャルジャルタワーを観て寝る」という人もいますし、「毎日の通勤電車のなかでジャルジャルタワーを見てる」という人もいます。
ジャルジャルタワーなんだかんだ毎日見ちゃうのでジャルジャル好き
— Dr.かじのくん (@iroironaajidane) July 4, 2018
233階「忙しくないのバレる奴」 https://t.co/k58vSm5dLL #ジャルジャルタワー
毎日おもしろい……— ゆ め (@jaru_jg_sf) August 1, 2018
ジャルジャルタワーって知ってるかな
おれは毎日これをみて、ふふっと笑って、ちょっと真似して、歳を取っていくの。
このタワーが完成するとき、おれは43歳。すごい企画だなぁhttps://t.co/prte1QqN1x— 小林 壱誓 (緑黄色社会) (@isseyman) June 17, 2018
人の習慣に入り込むコンテンツは最強です。
自分の好きな作家やタレント、スポーツ選手が更新するSNSのアカウントは気になって見ちゃうものじゃないですか? それと全く同じことです。
そのために、最も近い方法が「毎日変化を与えること」です。つまり、ブログにせよ、YouTubeにせよ、毎日更新していくことが、それを見てくれている人の習慣になりやすいということですね。
継続に関しては、これまでずっと継続的に更新されてきた以下のブログで書かれている内容もおすすめです。
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