バス釣りに欠かせない道具のひとつであるのが、「偏光サングラス」。
「本格的にバス釣りをやりたい」、「もっと釣果を伸ばしたい」という人にとっては、目を保護するという点もあわせて必須アイテムです。
僕自身、ひとしきりタックルが揃ってきたタイミングで「そろそろ偏光サングラスを買おう」と思い、調べてみたのですが、偏光サングラスって予想以上に高いんですよね……。
特に、有名メーカー品で度付き(視力矯正されているもの)のものは3〜4万円とか平気で超えてくる価格帯で、さすがにそれはなかなか手が出ません。
そこでさまざまな可能性を考えて僕が導入した方法が、
度なしの偏光サングラス+コンタクトレンズ
の組み合わせです。これが、この記事の結論です。
この方法ですと、意外にも偏光サングラスが1万円以下で手に入ることがわかりました。
というわけで今回は、度なしの偏光サングラスとコンタクトレンズを組み合わせて、偏光サングラスを極力安く釣りに導入する方法をお伝えします。
- 偏光サングラスを1万円以下で手に入れたい!
- しかも、度なしじゃなく、ちゃんと視力矯正もしたい。
目次
偏光サングラスを安く買う方法は、度なしグラス+コンタクトの組み合わせがベスト
まず、視力が弱い人が偏光サングラスを使える条件としては、大きく以下の3つがあります。
- 度付きの偏光サングラス
- 通常の眼鏡につけるもの(オーバーグラス、クリップサングラス)
- 度なしの偏光サングラス+コンタクトレンズ
度付きの偏光サングラス
バスプロなどがよく使っている「サイトマスター」はこの作り方で作ることができます。
度付きの偏光レンズなので、視力が悪い人でもそのまま掛けて使うことができ、いちばん手頃ですね。普通の眼鏡と同じような感覚で釣りができます。
ただし、フレームと特殊レンズの組み合わせなので、どうしても値段が上がっちゃうんですよね。
偏光レンズの老舗メーカー「TALEX」のプライスリストを見ると、やはり度付きレンズのみで2〜3万円かかってしまうようです……。実際にはこれにフレーム代がかかってきますので、さらに上乗せされます。
その他、最近では眼鏡市場が偏光サングラスの商品を販売していたりしますが、それでもやはりそこそこの値段がします。
度付きの偏光サングラスは、どちらかというとお金に余裕のある人向けといえそうです。
通常の眼鏡につけるもの(オーバーグラス、クリップサングラス)
次に、普通の眼鏡の補助として、偏光サングラスをつけるタイプ。
コスパ重視で、最初はこのタイプも視野に入れていたのですが、
- 重そう…。
- なんとなくダサい…。
という、理由で却下しました。
ダサいのは個人の感覚なので置いておくとして、「重量」は偏光サングラスを選ぶうえで重要な要素です。
やはり長時間それをかけて水面を凝視しているわけなので、重いとシンプルに疲れます。「頭が凝る」みたいな感覚といいますか。
昔、ちょっとフレームの重いメガネ(普段使い用)を使っていたのですが、フレームが重いと結構目の付近や耳、鼻が次第にしんどくなってくるんですね。
なので、「メガネは軽いに越したことはない」という持論があって、その点でも、オーバータイプやクリップタイプの偏光サングラスは今回はスルーしました。
度なしの偏光サングラス+コンタクトレンズ
ということで、なかば消去法的ですが、コスパと利便性を考えると、【度なしグラス+コンタクトレンズ】の組み合わせがベストな選択なのかなと。
度無しの偏光サングラスはバリエーションが豊富で安価なものから高価なものまでいろいろ選べますし、コンタクトレンズも1dayの1回分でだいたい両目合わせて100円くらいで使えます。
ですので、
- できるだけ出費を抑えたい
- けれど、好みのデザインの偏光サングラスがほしい
という人にはもってこいの選択なんじゃないかと思います。
コンタクトとあわせたい、リーズナブルな度なし偏光サングラス
ここからは、コンタクトレンズと合わせて1万円以下で買えるリーズナブルな偏光サングラス(度なし)をいくつかご紹介します。
コンタクトレンズの値段を最低単位の1ケース(×両目分で2ケース)で3,000円と仮定すると、だいたい偏光サングラスが7,000円以下の値段ですと、トータル1万円以下で手に入ることになります。
DANG SHADES LOCO
まずは、僕がいま使っている「DANG SHADES」の偏光サングラス。
以前も「【バス釣りにオススメ】偏光サングラスDang Shadesが安くて超おすすめ」のブログで紹介した偏光サングラスです。使い始めて3ヶ月くらいになるのですが、全く問題なく、いまのところとても満足しています。
釣り用としてだけでなく、普通のサングラスもあるのでフジロックのフェスとかでもめちゃくちゃよく見ました。かなり人気の商品なんだな、と。
もちろん、偏光タイプ(ポラライズド)は釣りに使えるので、選ぶ際はそちらを選ぶようにしてください。5,000円台とリーズナブルですが、圧倒的に水面下が見やすくなってムダなキャストが減りました。笑
コールマンの偏光サングラス「CO3033-1」
次はアウトドアブランド「コールマン」の偏光サングラス。
どちらかというと、サイトマスターみたいな、ややスポーティなデザイン。値段も1,000〜2,000円台と超リーズナブルです。
さすがにチープな感じがちょっと出ちゃってるのは否めませんが、それでもコールマン製品なので品質は保証されています。
「とにかく安くていいので、偏光サングラスを手に入れたい」という人におすすめ。
SHIMANO フィッシンググラス「PC HG-078L」
最後はSHIMANO製の偏光サングラスをご紹介。
3,000円台とかなり安いにもかかわらうず「シマノ製」と見ると圧倒的な信頼感が生まれます。「まあ、まず間違いないよね」といった感じ。
特徴としては、軽量設計になっているので、長時間つけても疲れないところですね。
さすがSHIMANO、そのあたりは釣り人の気持がわかってるな…、と思います。
コンタクトレンズは、ネット通販で買えるものでOK
度なし偏光サングラスを手に入れたら、次はコンタクトレンズが必要になります。
すでに持っている方はいいでしょうが、持ってない方は釣り用にでいいので少量買っておきましょう。
僕の場合は、コンタクトレンズはネット通販で購入しました。
手順としては、
- 眼科で検診し、処方箋をもらう
- 処方箋に載っている情報をもとに、ネットの通販サイトでコンタクトレンズを買う
というだけ。
ちなみに、僕は送料無料のコンタクトレンズ通販サイト「レンズアップル」
「DANG SHADES」の偏光サングラスと合わせても9,000円弱です。
これは財布にやさしい……。
まとめ
というわけでまとめです。
今回は「度なし偏光サングラス+コンタクトレンズ」という、偏光サングラスを安く手に入れる方法をテーマにお伝えしてきました。
僕も、ちゃんと調べる前は「偏光サングラス」=「高い」というイメージがあったのですが、組み合わせ次第では1万円以下で、視力矯正できて、かつ偏光サングラスも手に入る方法もあったんですね。
「偏光サングラスほしいけど、ちょっと値段が高くて買えない……」という人に、一度ぜひ検討してみてほしい方法です。
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