僕は普段おかっぱり釣行がメインなのですが、おかっぱりアングラーにとっての大きな永遠の課題があります。それが「いかに道具をコンパクトにまとめられるか」ということ。
おかっぱりの場合は、積みっぱなしでOKのボートとは違って、バッグのなかに道具をすべて収納して、都度取り出しながら釣りをしていきます。なので、「バッグのなかで道具がちゃんとコンパクトにまとまっている」ことは、とっても重要です。
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そして、たくさんある釣具のなかでも、個人的に収納しづらかったのがフックでした。細かいシンカーやマス針といった小さいフックはメイホウの「VS-388」という定番モデルのケースに収納しているのですが、サイズの大きなフック(5/0とか)はどうしても入らず、買ったままのケースをそのままバッグの中に入れざるを得ませんでした。
さらに、フックの収納にはもうひとつ問題があって、VS-388に収納できたとしても、フックの銘柄やサイズごとに細かく分けるのがかなり面倒という点もあります。
今は、セロハンテープの上にフックのサイズを書いて対応していますが、結局なんだかんだ管理は適当になっちゃってます。特に、釣り場に行くと「早く投げたい」という気持ちが強すぎて、丁寧に管理することが難しくなってくるんですよね。これはたぶん、多くのアングラーに共感してもらえるはず。笑
そこで買ったのが、リューギの「シングルフックストッカー2」
で、本題。
そんなわけで、「もっとこうスマートに、かつ楽にフックを管理できる道具はないかな…?」と思ってしばらく探していたところ、まさにズバリ問題を解決してくれそうな道具を見つけました。それが、リューギの「シングルフックストッカー2」です。
サイズ感は、タバコのケースを一回り大きくしたくらいでしょうか。
これを買ってちょっと使っていたのですが、、、使い勝手がめちゃくちゃいい!!
まず気に入ったのが、「フックをできるだけ簡単に、しっかり分けて管理したい」という要望に対するソリューションが、まるまるパッケージごとチャック付きのケースに入れてしまえばいい、というところ。
パッケージごとにジッパー付きの半透明のケースに入れて収納できるので、使うフックの銘柄がわからなくなる、ということはもうなくなります。このシンプルかつ、スーパー合理的な解決手段がめっちゃいい。
パッケージを入れられるケース自体は10個ついています。10種類のそれぞれ別のフックがきちんと管理できるのは嬉しい。
「さすが、リューギだな」と思うのが、このジッパーがめちゃくちゃ強力に作られているところ。
ジッパーがもし開いた状態で雨に濡れたり、浸水するとフックはすぐ錆びてしまいますが、そのリスクを少しでも軽減するよう、ジッパーはかなりガチガチめに作られています。出し入れするときにすこししんどいですが、防御力のほうが優先でしょう。
僕はパッケージを外側のフィルムごと入れて収納していますが、台紙とフックのみでもOKだと思います。フィルムごと入れる理由は、「少しでも水から守るため」です。取り出しやすさを重視するなら、台紙+フックのみで入れるのがベターだと思います。
横から見た感じはこう。ケース全体を覆うカバーは強めのプラスチックでできており、かなり丈夫です。わりと雑に扱っても全然問題なさそうなくらいの強度はあります。
個人的に、ちょっと微妙だな、というかイケてないなと思ったのは全体を覆うカバーがベルクロで固定されている点。いわゆる「バリバリ」です。
ベルクロは耐久性高いし、水や汚れにも強いというところで採用されたんだろうなと思いますが、この「バリバリ」はちょっとうるさいし、あんまり好きではないですね。ややダサい。
ケース全体としてはかなり丈夫にできています。
「バッグのなかでフックをキレイに収納したい」という人にぜひオススメ
ということで、特におかっぱりのバスアングラーのような、「バッグのなかでフックをキレイに収納したい」と思っている人に超おすすめのフックストッカー2の紹介でした。
ベルクロがちょっとダサいとか、色が黒 or 白という微妙なバリエーションしかない、というデメリットはありますが、それを補って余りあるメリット。これにフックをひとつずつ入れて、使う場面を妄想する時間は、たまらなく楽しい時間です。
値段も1,300円ちょっとと、釣具専用のツールにしては良心的。ぜひ使ってみることをおすすめします。
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