バス釣りやる人ならおそらく絶対一度はやってみたいと思うのが「ボート」での釣り。
バス釣り発祥の地・アメリカでは「バス釣り」=「ボートでの釣り」という認識もありますし、できる釣り方の範囲もおかっぱりより広がるので、せっかくバス釣りをやるなら挑戦したいもの。
けれど、例えば僕が住んでいる鹿児島県のように、ボートでの釣りができるフィールドがない地域に住んでいる人だと、「そもそもどうやってボートを借りていいかわからない」とか「ボートの釣り方の勝手がわからない」という人も多いはずです。
そこで、そうしたボートの釣り未経験者のためにSHIMANOが発表しているオススメコンテンツ「FOOTCONBASS」についてご紹介します。
特に、FOOTCONBASSではボートのなかでも手が出しやすい「レンタルボート」に絞った情報を発信しています。
以下のような人には絶対参考になると思います。
- 今度はじめてボートでのバス釣りをやってみようと思っている人
- まだ具体的な予定はないが、いずれはボートでのバス釣りに挑戦したいと思っている人
シモツ
アマチュアアングラーとしてだけではなく、Web屋としての目線でも見てしまうのですが、ほんっとうにいいサイトなので、ぜひいろんな人にみてほしい……!
目次
シマノ「FOOTCONBASS(フットコンバス)」とは?
シマノ「FOOTCONBASS」とは、レンタルボートをもっと楽しくするためのサイトです。
公式サイト:http://fishing.shimano.co.jp/product/series/footcon_bass/index.php
2018年9月にTwitterのタイムラインで見かけ、サイトを見てみると「…なにこれ、めっちゃええやん!」と思ったので、このようにご紹介してます。
SHIMANOの「フットコンバス」、めっちゃくちゃいいなぁ……。「これからエレキで釣りをしてみたい」と思ってる自分のような人に超刺さる。亀山湖のガイドの動画、丁寧すぎてめっちゃ助かる……。https://t.co/HIEX0RVRHg
— シモツ@鹿児島 (@shimotsu_) September 21, 2018
サイトのコンセプト紹介のページではこのように説明されています。
オカッパリも楽しいですが、どうしても岸からでは狙えないエリアがあったり、ルアーが届かないポイントがあります。ところが、ボートに乗るとそういったハンデがほとんどなくなり、単にルアーを投げて魚を釣ることに集中してしまいがちな釣りから、お互い逃げ場がない環境で、経験・知識・技術をフル動員して魚と勝負する「バスフィッシング」へと、ステップアップすることができます。
これをトップ釣具メーカーであるシマノが作るというのがさすがですね。
Webの仕事をしていると「このサイトはどんな目的があるんだろう?」とクセで考えてしまうのですが、このサイトの場合、「ボートでの釣りをしてみたいけど、未経験」というアマチュアアングラーが相当数いて、その人たちのバス釣りの世界を広げる手助けをするためのコンテンツにしていきたいんじゃないかと思います。
こういう「レンタルボートでの釣りをしたい人」にめちゃくちゃ有益な・タメになる情報を発信し、ひいては、シマノのファンになってもらう、と。
実際僕は「シマノ、かなりイケてるな」と感じましたし実際動画をすでに全部観たくらいなので、少なくとも、「レンタルボートでの釣りがしてみたい」と思っている僕のようなユーザーにはぐっさりと刺さるサイトですね。
コンテンツももちろんそうですが、サイト、コンテンツのデザインもいいですよね。「レンタルボート」=「都市からふらっと出かけてできる遊び」みたいなスタイリッシュさが反映されているように思います。
「ボートでの釣り」と「おかっぱりの釣り」はまったく別物
このサイトのコンセプトにも書いてありますが、おかっぱりでの釣りとボートでの釣りは全く性質が違うものだなと思います。
実は一度だけ、宮崎県の野尻湖というフィールドでゴムボートで釣りをしてみたことがあるのですが、正直、ぜんぜん釣り方がわからなかったんですよ。
そのときのことは、「【バス釣行記】宮崎県・野尻湖で早春のゴムボート釣り! 初のボートの難しさを痛感。」という記事に詳しく書いてあります。
そういう経験もあって、僕はボートでの釣りの難しさを垣間見ているので、とくに今後絶対にチャレンジしてみたいと思ってます。
「フットコンバス」のオススメコンテンツ
公開されてまだ間もないですが、すでにいくつかおもしろい&タメになるコンテンツが配信されているので、レンタルボート初心者の方にぜひおすすめしたいものをご紹介します。
1. 亀山ダムのフィールドガイド
まずはこちらの動画コンテンツ。四の五の言わずに、ぜひ観てください。
ガイドをつとめるのは、ルアーブランド・ノリーズの代表田辺哲男さんです。
関東屈指のメジャーフィールド・亀山ダム(千葉県)でのレンタルボートについてのガイド的な動画になっています。
これね……、もうめっちゃくちゃ素晴らしいと思います。久しぶりに、他人の仕事で感動しました。ほんとうにすごい。
なんといっても、とにかく丁寧。
「亀山ダムに行ったことがない」かつ「今度亀山ダムでレンタルボートの釣りをしたいと思っている人」に対して、完璧なガイド的な内容になってると思います。ここまで解説してくれたら、もうなにも迷うことはありませんよね。もう行くだけ。
最初「なぜ亀山ダム?」という疑問も浮かんだのですが、おそらく、都内近郊のアングラーが対象なんでしょうね。で、これを観て「ぜひレンタルボートでやってみましょうよ」というシマノの提案なんだと思います。
2. 田辺さんの実釣動画
そしてもうひとつが、同じく亀山ダムでの田辺さんの実釣解説動画。こちらも必見。
「先行者がいる場合は、進行方向を遮るようなポジショニングはしない」とか「ボートでの根掛かりの回収のしかた」など、初心者ならうっかり見落としがちな基本マナーまで丁寧に解説されており、とっても勉強になります。
あと、すごいなと思ったのが、ハイプレッシャーフィールドとされている亀山ダムにおいても、タイミングと釣り方さえ合っていればビッグスプーンのような強い釣りでもちゃんと反応が返ってくる、という田辺さんの解説と言葉とおりの釣果。
さすが、としかいいようがありません……。
細かいテクニックや、指南的な内容ではありませんが、純粋に「レンタルボートで釣りがしてみたい!」と思うような、刺激をもたらしてくれる動画になってますね。
まとめ:バス釣りやるなら、ぜひボートでも釣りしてみたい
両方経験がある方なら分かると思いますが、おかっぱりとボートでの釣りは似てるようでかなり違います。使う脳の筋肉が違う、というか。
そういう意味でも、おぱっぱりのみのアングラーが次のステップに進むうえでは、ぜひチャレンジしてみたいところですね。
もし今度はじめてボートでの釣りをやってみるという人には、ぜひ「【厳選】釣りに行けない日に観て学びたい、プロのバス釣り動画7選まとめ」の記事にまとめている動画も参考にしてみてもらい、イメージトレーニングしてもらえればと思います。
▼ちなみに、サイトのタイトルになっているフットコン(エレキ)はこういうやつですね。
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