バス釣りにおいて重要なアイテムのひとつが「帽子(キャップ)」です。
ですが、いざ買おうと思うと、たくさん種類があったり、価格帯もまちまちだったり、どれを買っていいかあまりピンとこないという人も多いと思います。僕も今使っているキャップを選ぶまで、いろんなタイプの店に行って結構悩みました……。
そこでこの記事では、釣りに適している帽子のタイプと、実際にオススメの帽子をご紹介します。
まだ帽子を持っていない方、これからバス釣りをはじめる初心者の方でどんな帽子がいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
【前提】バス釣りに帽子は必須です
まず、いちばん大事なところとして、バス釣りに帽子は必須です。
主な理由としては以下の通り。
- 太陽光から頭を守る(熱中症対策)
- ルアーが飛んできて直撃するのを防ぐ
- 雨が直接頭に降り注いで、雨水によるダメージを受けるのを防ぐ
釣りはれっきとした「アウトドア」であって、基本的には日中ずっと屋外に居続けることになります。
それなりに過酷な環境に長時間いることになりますので、当然、頭へのダメージも大きいのです。
経験者なら分かると思いますが、真夏とか、強い雨が降っている日などは、「修行かな?」って思うくらいしんどい場面もあります。
そうした環境から少しでも身を守るために、帽子は欠かせません。
僕は釣りをするときはほとんど必ず帽子を被るようにしています。
実際、多くのバスプロの釣り動画を見ていても、ほとんど必ず季節に限らず帽子は着用していますよね。「メーカーのロゴを見せたい」という部分も多少あるでしょうが、基本的には「保護」が目的です。
ですので、もし今これを読んでいるあなたが釣りに行くときに帽子を被っていないのであれば、ぜひ買って着用を心がけることをおすすめします。
シモツ
専門家によると「酸性雨に打たれると、将来ハゲる」というのは無根拠なんだそうですが、とはいえ、直接頭に雨を浴びるとそれなりにダメージが加わり、そのけっか薄毛になる可能性は高まるのだといいます。
個人的にはそのリスクをできるだけ減らしたいので必ず帽子を被るようにしています。笑
バス釣りにオススメの帽子はGORE-TEX搭載のアウトドア用の帽子
帽子のなかでも、バス釣りをするうえで特にオススメなのは「GORE-TEX」が搭載された、アウトドア専用の帽子です。
そもそも「GORE-TEX」とは?
GORE-TEXは、あらゆるアウトドアシーンで必要な防水性、防風性、透湿性といった機能を持った特殊素材の名称です。
GORE-TEXファブリクスで設計されたガーメントは、防水耐久性、防風性、透湿性を兼ね備えています。耐久性が高く、風雨から体を守る防護性と快適性を保持しています。
GORE-TEXの素材にはたくさん種類があるのですが、超ざっくりいうと、以下のようなメリットを持っています。
- 衣服内への雨の侵入を防ぐ(防水性)
- 吹き付ける風を防ぐ(防風性)
- 衣服内が蒸れず、湿気が外に出ていく(透湿性)
平たくいうと、「アウトドアシーンで、めちゃくちゃ便利な超機能的な素材」ということになります。
上記のような機能を持っているので、例えば「基本ずっと雨に濡れる可能性がある」ような山間部でのフェスなんかでは、GORE-TEXはほぼ必須だったりします。
釣りの帽子もGORE-TEX搭載モデルがオススメ!
GORE-TEXが搭載されたギアのなかには、レインウェア(上下)や靴、手袋、そしてもちろん帽子もあります。
ただの、非GORE-TEXの野球帽みたいな帽子でもいいのですが、ベストなのはGORE-TEXが搭載されたアウトドア仕様の帽子です。
なぜかというと、ちょっとやそっとの雨に濡れても、レインウェアのフードを被らなくて済むから、です。
釣りをしていて突然雨が降ってきたとき、基本的にはレインウェアを着てフードを被れば問題ないのですが、その分視野が狭くなったり、動きにくくなったり、釣りをするうえでは不利な状態になります。
ですが、少々の雨ですと、とりあえず帽子だけ被っていれば気にならないので、そのまま続行できることもあります。これは、GORE-TEXが搭載された帽子だからこそできることです。
バス釣りおいて「雨が降ってきたときにも、いかにノンストレスに釣りが続けられるか」はめちゃくちゃ重要なので、GORE-TEXの帽子はそこへの投資、とも考えられますね。
釣りをやるようになったわかったのですが、GORE-TEXの信頼性は凄まじいものがあります。
アウトドアのウェアを買うときに、GORE-TEXかどうかをかなり気にするようになりましたし、実際、ウェア上下、靴、帽子すべてGORE-TEX搭載されたものを使ってます。
【タイプ別】釣りに使えるオススメの帽子(GORE-TEX搭載)3選
それでは、釣りに使えるオススメの帽子(すべてGORE-TEX搭載しているもの)をご紹介します。
①:THE NORTH FACE GORE-TEXハット
みんな大好き大人気ブランド「THE NORTH FACE」のGORE-TEX搭載のハットです。
フェスやキャンプといったアウトドアでは、必ずといっていいほど見かけます。
僕はこれに似たタイプの別のハットを買ったのですが、できればこちらの商品のようにあご紐がついているタイプがおすすめです。強風が吹くと、結構すぐに風に飛ばされるので、紐がある方が格段に便利です。
モンベルとかでも類似品はあるのですが、帽子に限って言うと値段はあまり変わらないので、僕は単に「好きだから」という理由で、THE NORTH FACEのハットを選びました。
②:THE NORTH FACE GORE-TEXキャップ
こちらは、同じく「THE NORTH FACE」のキャップです。
GORE-TEXを搭載したキャップタイプの帽子があることはあまり知られていないのですが、こちらは機動力の高さ、風への対策としてオススメです。
ただし、首の後ろが日差しをもろに浴びてしまうので、特に夏場はハットタイプの方がいいかもしれません。
③:SHIMANO XEFO ワークキャップ
最後は、ちょっと珍しワークキャップタイプ。SHIMANOが出している帽子で、正真正銘「釣り専用」の帽子といえます。
アウトドアのショップやスポーツショップを見ても、「GORE-TEX搭載のワークキャップ」はなかなか見ませんでしたので、結構レアだと思います。
他人と被りたくない、「ハットもキャップも似合わないけど、ワークキャップなら似合うかも」という人におすすめ。
まとめ
今回は釣りに使えるGORE-TEX搭載の帽子をご紹介してきましたが、釣りだけじゃなく、普段のアウトドアにも使えるのでGORE-TEXの帽子は持っておいて損はないと思いますね。
実際僕は釣り用として買ったTHE NORTH FACEの帽子がフジロックで役に立ちましたし、そのように登場する機会は結構多いです。
ということで、もし「帽子はまだこれから」という方はぜひ購入を検討してみてください。
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