リールにいつラインを巻いたかを記録するWebアプリ「LINEDAY」を作りました!

木村建太さん、並木敏成さんが提案する「バス釣りのマナー」が勉強になる

バス釣りをする人にとって、「釣ったあとのバスをどうケアするか、どう扱うか」はとても大事な問題です。その扱いによっては、バスの生死にも関わる文字通りの「死活問題」なので、ぜひちゃんとしたケアを知り、心がけたいところ。

いろんなバスプロのSNSアカウントをフォローしたり、動画を見ていると、やはり多くの方が「バスの扱い方」についてそれぞれ啓蒙されています。

僕も、たとえば「針がなかなかはずれないときはどうしたらいいか」「特に夏場はバスを地面につけないようにする」「バスの持ち方は顎に角度をつけてはいけない」など、バスプロから学んだことは数多くあります。

バスの扱い方の啓蒙に力を入れている並木敏成さんと木村建太さん

当然、ほとんどのバスプロがそのように啓蒙されているのですが、特にメディアのなかでしきりに発信、発言されているのが、O.S.P代表の並木敏成さんと、木村建太さんだと感じます。

彼らは、本当に「バス釣り」の未来を考えるうえで大事なこと、アングラーとして気をつけるべきことを僕らに教えてくれます。

「できれば釣り場の近くの商業施設を使おう」という木村建太さんの提案

たとえば、「BASS KING SHORT #13-3 キングの提案|BASS KING」という動画のなかで、木村建太さんは、

バス釣りをするときは、できれば釣り場の近くの商業施設(レストランなど)を利用するようにしています

とおっしゃっていました。

これは、バス釣りをする人が、釣り場の近くで営業している商業施設を積極利用することによって、「釣り人が増える」ことに対して少しでもメリットを感じてもらおう、という呼びかけです。

たしかに、「釣り人がたくさんうちの店を利用してくれる」となれば、商売人としてはメリットを感じます。それによって、釣り場における釣り人の地位を向上しよう(これ以上下げないようにしよう)という意図が、ここにはあります。僕はこれまでそうした目線で考えたことがなかったので、「たしかに!」と膝を打ちましたね。

そのほか、こちらの動画シリーズには「BASS KING SHORT #14-1 キングのマナーアップ講座」といった釣り人のマナーについての回もあったりして、釣り人は必見の内容になっています。

「バスを片手で複数匹持つのを辞めたらどうか」という並木敏成さんの提案

そのほか、最近見てものすごく感心したのが、並木敏成さんがJB(日本バスプロ協会)に宛てて書いたという、「バスの持ち方」についての提案。

詳しくは「バスの扱いについて」という記事に書かれてあるので、興味がある方はぜひ読んでみてください。(以前提案した内容をブログに再掲したものだそうです)

並木さんからのJBへの提案としては、大まかに以下のような感じです。

【提案】

バスプロが大会などで写真を撮るとき、片手で複数匹持つのをやめるべきではないか

 

【理由】

  • ①:魚をどうしを擦ったり、顎を力強く持つことで魚体に負担がかかるため
  • ②:もし魚を落下させた場合に、魚体には計り知れないほど大きな負担がかかるため
  • ③:一般アングラーが、プロの真似をして写真撮影する可能性があるため

バスプロは、多くのアマチュアアングラーの憧れ、手本となる存在であることを自覚し、日本最大のバス釣りの組織であるJBがまず魚体への負荷を配慮しようという趣旨の提案です。

本来、ルアーメーカーの代表で、トーナメンターである並木さんがとてもリスクがあることだと思います。

それでも、バス釣りの将来、そして現存しているバスのことを第一に考えたこの提案はほんとにすごいなと。さすが世界のT.Namikiやなと。

特に並木さんは、アマチュアアングラーのなかでも人気のある存在で、絶大なる発信力があります。だからこそ、自分がこれを問う意味があると分かっておられて、あえてブログにも掲載したのだと思います。

まとめ

もちろん、バスプロという存在は「バス釣り」ができないことには成立しない職業なので、「釣り場を綺麗にしましょう」「バスのケアには気を使いましょう」ということは当然です。言ってしまえば「飯のタネ」ということですから。

でも、そうした事情を差し引いても、アマチュアアングラーにとっては聞き入れるべき、参考にすべき内容ばかりだと思うので、ぜひそうしたバスのケアをちゃんと学び、取り入れたいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)