この前、いつもお世話になってる近所の酒屋「ナガサト酒店」の角打ちコーナーでお酒を飲む機会があったのですが、そのときにふとメニューに気になる文字列がありまして。それが「梅酒のお湯割り」。
生粋の梅酒好きなので、梅酒のソーダ割りや水割り、ロックではいずれも飲んだことがあります。どれも好きだし、どれもうまい。でも、「お湯割り」、これはない。初めて目にするメニュー「梅酒のお湯割り」。これは梅酒好きとしては頼むしかない、ということで頼んで人生で初めて飲んでみました。
で、これがめっちゃうまい。
びっくりするくらい梅酒がお湯に馴染む。もう一口飲んだだけで思った、「これはハマる」と。もう「えっ、梅酒とお湯って合うの? じゃあ先に言っといてぇや」なのである。しかもそのときの梅酒がこれまたうまいにごり系の梅酒で、さらにお湯との相性に拍車をかける。
また、外は冬。近年稀に見る「暖冬」の年とはいえ、外に出れば寒い。胃は暖かいものをほしがる。じゃあ、何飲む? ビール? レモンサワー? ハイボール? 焼酎ロック? いやいや、梅酒のお湯割りなのである。
それくらい一瞬でハマってしまった。
自宅で「梅酒のお湯割り」を作ってみる
次の日の夜、キッチンを見渡すと未開封の「梅酒」と「電気ケトル」が目に付きました。「梅酒+お湯=梅酒のお湯割り=おいしい」の方程式はすでに僕のなかにインストールされています。迷う余地なく、自分でも作ってみることにしました。
「上等梅酒」といういかにもおいしそうな梅酒です。
鹿児島の焼酎メーカーである本坊酒造が造る梅酒で、ブランデーのコクとまろやかさがアクセントのおいしい梅酒。以前、本坊酒造のECサイトのなかの人とお話する機会があったのですが、この梅酒、焼酎に負けず劣らずめちゃくちゃ売れるんだそうです。
まず、グラスにお湯を注ぎます。あとで温度は冷やされるので、沸騰直後の100度近い熱湯でも大丈夫です。
で、ある程度注いだら、次に「上等梅酒」を注いでいきます。お湯に注ぎ始めた時点で、もう梅酒の芳醇な香りがあたり一面に立ち込めてきます。もうこれがうまいし。
最後にスプーンや箸などでちょろっとかき混ぜて、完成。所要時間5分。
ちょっとした一手間なのに、「自分で作ってやった感」がすごい。焼酎のお湯割りもそうなのですが、ただそこにあるものを飲むんじゃなくて、ちゃんと自分で一手間かける、その工程がけっこう重要だったりするのです。
ナガサト酒店で飲んだ梅酒とは違ってにごりもないし、味もちょっと違ったのですが、これはこれでうまい……。たいていの梅酒はお湯で割ればうまくなるんじゃないか。しかもめっちゃぽかぽかする。あとはもう寝るだけっすね。
冬の夜には基本的につねに暖かいものを飲むようにしているのですが、焼酎のお湯割りやココア、ホットミルク、オレンジジュースを温めたやつ、に加えて焼酎のお湯割りもレパートリーに堂々と加わってくれました。
梅酒のお湯割りをおいしくつくるコツ
ひとつだけおいしく飲むコツがあるとすれば、「梅酒をちょっと濃くすること」でしょうか。
というのも、「味の薄い梅酒」ってなんだか貧乏くさい感じがするんですよね。それが好きって方もいるでしょうが、個人的には水割りやソーダ割りよりも、気持ち濃いめにつくるほうがおいしく感じました。
追伸
この記事は件のお湯割りを飲みながら書いたので、文章構成や言葉の言い回しのおかしいところ、誤字脱字などがある可能性があります。何卒ご了承ください。
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