引っ越しをするときに気になることのひとつが、「騒音」。
夜間の寝室の騒音は睡眠の質に大きく影響するので、特に気になるところ。引っ越し前の検討段階でよくある悩みが「大きな道路沿いに家を借りたときに、夜眠れなくならないかどうか」というもの。
「大きな幹線道路沿いなど、騒音がする環境で夜眠れるかどうか」という気になる悩みについて、実際に首都高が目の前を走る物件に住んでいた僕の経験談をお伝えします。
結論から言ってしまえば、「最初の内は慣れないし気になるが、1ヶ月も経てば普通に慣れる」というのが僕の意見です。
目次
大きな幹線道路の傍の家は、基本結構うるさい
僕は以前、東京都杉並区の高井戸というところに住んでいて、目の前には首都高速がバンバン走るような物件に住んでいました。
「道路の近く」とか、「車の音が聞こえる距離」とか、そういう生ぬるい距離感じゃなく、マジで目と鼻の先に首都高が走っていました。
首都拘束は朝晩関係なくひっきりなしに大型トラックが走る、非常に交通量の多い道路。もちろん、僕が住んでいた家のすぐ隣の道も深夜3時だろうと、車の往来はお構いなしです。
なので、当然騒音もします。
急な大きな音でストレスがたまるというよりは、室内に居ながら、ずーっとうっすら走ってる車の音が重なって聞こえる感覚。
道路沿いなので、建物はそれなりに防音対策が取られていたのですが、それでも「まあマシ」という程度。やっぱり、基本的にはうるさいです。これは事実。
シモツ
騒音がするだけならまだしも、でかいトラックが通るとリアルに建物が揺れてました。笑
大きな幹線道路の傍に引っ越した直後は寝れない! けど、すぐ慣れる
夜も車の騒音は続くので、入居した当初は「この騒音のなか、寝れるのだろうか……」と結構心配しました。
実際、似たような境遇の人のブログやTwitterを読んだりして、「大きな道路沿いでもちゃんと寝れるかどうか」をくまなく調べたほどです(まあ、それするなら引っ越す前に検討しとけやという話なのですが、内見してるときってそういうネガティブな要因にあまり目が行かないじゃないですか)。
実際の経過は次のような感じ。
- 1〜7日目:「あっ、うるさい……。寝づらい」 → やや寝不足の感じに。
- 8〜20日目:「うるさい……、けどまあなんとか寝れる」 → ちょっとずつ音に慣れ、眠れるように。
- 21日目〜:「あれ、車走ってる?」
これ、結構リアルな感覚です。
最初の1週間は、たしかに騒音が気になってなかなか寝付けない時間が長かったです。
そのため、あれこれ考えてしまって、「寝なきゃ寝なきゃ…!」とかえって焦るネガティブなループに入っちゃいました。
で、その期間を抜けると、ちょっとずつ慣れてくる。たしかに気にはなるのですが、寝付けないほどではない、という感じ。
そして、3週間も経てば、正直ほとんど気にならなくなります。
「いやいや……、うるさいんじゃないの??」と思うかもしれませんが、意外なほどに慣れるんです。要は、騒音に慣れて車の走行音がある状態が普通になっちゃってるんですね。
よく、ロックバンドのライブ中に、あれだけ大きな音がする中でもうっかり眠ってしまいそうになる経験をしたことがある人も中にはいると思うのですが、それに近い現象だと思います。
あと実は、住んでいたマンションと同じ通りに、一軒家も数件あったりして「ここに一軒家が立つくらいなら、おそらく騒音問題はある程度慣れるんだろうな」という打算もありました。
最初は耳栓をして慣れるまで待つのがオススメ
最初の1週間程度は、さすがに音が気になってどうしても眠れない日々が続いたので、たまらず耳栓を導入しました。
僕が買って使っていたので「サイレンシア」というスポンジ風の耳栓で、ギュッと小さく押しつぶして耳の中に入れ、そこで膨張させることで音を遮断するというもの。
この耳栓の効果がてきめんで、かなり助けられました……。実際Amazonではベストセラーにもなっているので、睡眠時に騒音対策として使っている人は多いんだと思います。
まとめ:車の騒音でうるさくても、結局慣れるので安心して大丈夫です
ということで、今回は実際に年がら年中スーパー騒音のする首都高の目の前で暮していた僕の体験談をお伝えしました。
引っ越しを検討される方/している方が、これを見て、少しでも「夜、騒音がしそうな物件」に住むことになったときの暮しを想像してもらえるとうれしいです。
※この体験談はあくまできわめて個人的で主観的な体験であり、これをお読みになった皆さんに等しく適用できる内容ではないと思うので、その点はご了承ください。
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