僕は経営者やフリーランスで働いている人と接する機会が多いのですが、そういう人たちからよく聞くのが「経費登録の処理がめんどくさい」という悩み。
特にフリーランスの場合は、別途税理士などに経理を依頼しない限り、基本的にはすべてのお金周りの管理を自分でする必要があります。もちろん、経費登録だってそう。
たいていの場合、経費登録なんていう作業系のタスクは優先度が低く→どんどん溜まっていきがち→結果的に、めちゃくちゃ領収書が溜まってさらにめんどくさいことになる、という運命をたどることになります。これは多くのフリーランスが経験したことあるんじゃないでしょうか。
僕個人もフリーランスではありませんが、ベンチャーの経理を2年以上担当しており、経費登録には本当に悩まされてきました……。
スプレッドシートに使った分の金額を入力して管理する方法や、紙に領収書をペタペタ貼り一括でまとめて税理士の方にお送りして登録してもらう方法など、いろいろ試してみましたが、やはりどれも結構時間がかかって面倒。。。
今回は、そんな僕のように経費の登録がめんどくさくてしょうがないと思っているフリーランスや、ベンチャーの経理担当の方に、会計サービス「freee」を使った超オススメの経費精算の方法をご紹介します。
ホントに、「なんでもっと早く知ることができなかったのか……」とめちゃくちゃ後悔してます。それくらい素晴らしいサービスです。
目次
【結論】2018年現在、最も楽な経費の登録方法はfreeeのアプリを使った方法
結論からいうと、この方法にはクラウド会計サービス「freee
フリーランスやベンチャーの経営者・経理担当なら一度は目にしたことあるでしょう。定番の会計ソフトです。
同様のサービスとして「MFクラウド
僕の会社でも約2年以上freeeを使い続けてきており、なんの不満もなかったのですが、唯一困っていたのが冒頭でも書いた「経費登録」です。
しかし、数ヶ月前にこのfreeeでめちゃくちゃ便利に経費登録できる機能を見つけてしまいました。それがアプリ版の「レシート撮影」機能。これがアホみたいに便利で、べらぼうに経費登録が楽になるんです…。
経費精算はfreeeアプリのレシート撮影機能で一瞬で終わるので、苦手なフリーランサーは試してみるとよいと思う!
レシート溜めておくのが無理なら、ゲットした瞬間にfreeeアプリ立ち上げてそのまま撮影、サクッと情報入力してレシート捨てる、でいいかと。 https://t.co/9H5jNPELWu
— シモツ@鹿児島 (@shimotsu_) August 7, 2018
freeeアプリのレシート撮影機能の特徴
なんといっても、「とにかくすばやくレシートの情報が入力できる」という点に尽きます。
たとえば、従来の経費の登録って、
- 日付
- 金額
- 支払先
- 勘定科目
- メモ
などの項目をいちいち確認しながら入力する必要がありました。オンラインの会計サービスを使っていてもそのように入力する必要がある場合もあります。
結局いちばん面倒なのってこの「レシートから経費の情報をポチポチ入力する作業」なんですよね。たくさん稼ぐフリーランスならなおのことこういう作業に使ってる時間はもったいないわけです。
しかし、このfreeeのレシート撮影機能を使うと、1気に5枚まで撮影、登録することができ、かつレシートに記載されている情報をOCR(手書きや印刷された文字を自動で認識する技術)により入力してくれるので、ポチポチ入力する手間が省けるんですね。
▼レシートを5枚まで登録できる
ホントにこれがスピーディで、タイトルに書いたように「一瞬で終わる」といっても過言ではないくらいなのです。感動するので、一度ぜひやってみてほしい。
アプリはfreeeの公式サイトの下部からDLできます。
しかも、入力した領収書/レシートはその場で処分
これは税理士の方の意向や、場合によって相談も必要かと思いますが、僕らの場合はfreee内に入力した領収書/レシートは処分してよい、というルールで運用してます。
なので、わざわざ封筒にいれて管理したり、コピー用紙に糊付けして提出する、みたいな不毛な作業をしなくて済むのです。
これによる時短効果もデカい…。だってあれめちゃくちゃダルいじゃないですか、「小学生の図画工作かよ?」って思いながらずっとやってましたもん。
会計freeeのアプリを使った経費登録方法
アプリを使った具体的な経費登録方法については、freee公式サイトの「【iOS】レシート類をスマホのカメラで取り込む」のページに事細かに説明されているので、そちらをご覧ください。
わざわざここで説明するまでもなく、わかりやすく解説されています。
まとめ:経費登録なんて非生産的な作業は1秒でも減らすべき
経営者やフリーランスの方にとって、「時間」はもっとも貴重な資源です。独立/開業されてから、それは痛いほど実感されていることでしょう。
そんななかで「経費登録」なんていう雑務オブ雑務に時間を吸い取られている場合ではないんですね。1円もお金を生まないし、疲弊するだけの作業です。そういうのはどんどんテクノロジーにまかせてしまって、freee
そうして余った時間で創造的な、本質的な労働をしていきましょう。
【余談】経費まわりでオススメの本
こちらは独立する前に経費のことを勉強するために読んだ本です。実例が交えてあって、迷いがちな点も丁寧に解説してくれているのでおすすめですよ。
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