僕は現在、毎月1日に配信するネットラジオ「ShimoQuiRadio」をやっており、そのなかで番組についておたよりをいただくことがあります。
いま僕らのラジオでは、
- ふつうのおたより(以下、「ふつおた」)
- ぶっこみ相談
の2種類のおたよりを送ってもらっています。
「ふつおた」はノンジャンルのテーマのないおたよりで、「ぶっこみ相談」では”ぶっこみ”で解決したいあらゆる悩みを投稿してもらっています。
はじめてラジオにお便りだして読まれた!
感動🎊
しかし、「読む本は自分で選んでください」と突き放された。
快感🎊【第10回】2018年7月放送分 – ShimoQuiRadio https://t.co/dWCb1hF0U5 #ShimoQuiRadio
— よしひろ (@yoshi_moroco) July 4, 2018
そこで、これまで延べ10ヶ月くらいおたよりを募集してきたのですが、配信者にとってうれしいおたよりのパターンがつかめてきました。
この場合の「うれしい」とは、単に内容がありがたくて真の意味で「うれしい」というのもありますが、その他には「話しやすくて(都合がいいという意味で)うれしい」という意味も含みます。
まず、何を隠そう僕自身が他のラジオにメッセージを送るときにも気をつけられるようにもなりました。
というわけで、今回は僕らが配信者としていただいて特にうれしいおたよりのパターンをご紹介したいと思います。
目次
いただいてうれしいネットラジオへのおたよりのパターン
それでは、僕らが実際にいただいてうれしいネットラジオのおたよりのパターンをいくつかご紹介します。
該当するものがあれば、実際にこれまで届いたおたよりも交えてみたいと思います。
1.議論のタネとなる問いかけのおたより
まず、いちばん会話のネタにしやすく話しやすいのが、「是」か「否」かを問うて、議論を作り上げるタイプのおたより。もしくは、「◯◯についてどう思いますか?」といった問いかけです。
話す側にとって、XかYか、答えの分かれる問いは話していて楽しいんですよね。もし二人でやっている放送なら、意見が分かれるとおいしいし、同意見でも、反対意見の想像をするだけでもどんどん話は広がっていきます。
例えば、これまで実際にもらったのがこんなおたより。
最近「尊敬する人」の例が、だんだん卑近になっているのではと感じています。面接で「尊敬する人は父(母)」と答える学生が増えている、とも聞きました。
身近な人を尊敬できることはいいことですし、SNSでロールモデルと簡単に繋がることができる時代だとは思います。
ですが、ウェブ上で発信していない作家や実業家、はたまた歴史上の人物も尊敬されていいのでは、と思ってしまいます。 おふたりの尊敬する人は誰ですか? ちなみに僕が尊敬する人は、親鸞です。
「尊敬する人」なんて、誰にとっても話す余地のあるネタで、みななにかしら言いたいことやネタがあるものです。
なので、こういうネタはおたよりとしてはとっても嬉しい。「よっしゃ、これは話すのたのしそ〜〜」って思いながら喋ってます。
おたより送るのが上手な方は、けっこうこのあたりは心得ているような気がしますね。配信者が展開しやすい方向に持っていってくれるというか。
2.過去の放送へのツッコミ、掘り下げのおたより
次が過去の放送への言及やツッコミです。
こう書くと「以前の放送について触れても大丈夫なんだろうか……?」「話題をぶり返してもいいんだろうか…?」と思ってしまう方も中にはいるかもしれませんが、個人的には全然オッケー。むしろ大歓迎です。
というのも、そもそもひとつの話題について、「完璧にしゃべりきった」と思うことはそんなになくて、一度話した話題でもまだ「実はこれも話しておきたかった」、みたいなことって結構あるんですよね。特に2人でやっているラジオだと、その日のノリで話すことはどんどん修正していきますし。
あと、人の意見なんてコロコロ変わるものなので、後日同じ話題について喋ったとしても全然違ったことを考えていたりします。
なので、過去回の振り返りとかは全然大丈夫。むしろ、「あれって、実はどうだったの?」みたいな感じでどんどん送ってほしいです。
3.普段なら番組内で話さないようなジャンル、ネタのおたより
三つ目は、普段ぜったい話さないような話題は、普通にしゃべっていて楽しいので嬉しいです。
やはり、それなりに長い期間放送を続けていると、トーク内容の傾向はどうしても偏ってきてしまいます。僕らの「ShimoQuiRadio」であれば、やはりインターネット(特に、ウェブメディア界隈の話)が多くなっています。
それ自体は別に悪いことではありませんが、たまには突拍子もないことや、ぜんっぜん関係のない、普段1ミリも興味がなくて考えもしないようなことを喋りたいじゃないですか。
それで、たとえば以前こんなおたよりをいただいたのですが、「ロリコン」についてちゃんと考えたことがなかったので、個人的にはとても新鮮な体験だったんですよね。
突然ですが、質問です。くいしんさんは世のロリコン文化にブチギレ気味だと聞きました。しもつ君もロリコン文化には物申したい派ですか? それとも特に気になりませんか?
加えて、くいしんさんはなぜロリコン文化にブチギレ気味なのか、ぜひ改めて理由をラジオでお話してほしいです。そしてこの文化は、今後どうなると思いますか? 読んでいただけたらうれしいです。
ご自身が好きなことや興味があること、時事ネタでもなんでもいいです。
配信者が普段まったく話題にあげないようなことをポンっと提供すると、意外にも水を得た魚のようにぺちゃくちゃと話し出すかもしれません。
とはいえ、いただいてうれしくないおたよりはありません
ここまでべらべらと「もらって嬉しいおたより」なんかについてやや上から語ってしまってすみません……。
でもひとつだけ確かなことは、少なくとも「もらって嬉しくないおたより」は1通もないということです。
マジで1通もありません。普段から、おたよりの送信通知が来るのが楽しみで、毎回内容が気になるのですぐに確認しますし。
基本的には、ラジオに送ってもらえるおたよりというのは嬉しいものです。もう、それはそれはめちゃくちゃ嬉しい。
まず、すくなくとも聴いてくださる方が1人はいる(可能性が高い)という証ですし、何らかの反応をいただくのは活力になるものです。これは、やってみればわかる。ブログだって、noteだって、なんだってそうでしょうが。
というわけで、今後ネットラジオのみならずラジオにおたよりを送ることがある方はちょっと参考にしてみてください。あっ、もちろんShimoQuiRadioに送ってくれてもいいですよ。
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