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僕が2年間使ったミラーレス一眼から、RICOH GR2に買い替えた理由

2015年の9月に、デジタル一眼レフのNikonのD7000からミラーレス一眼のOLYMPUSのOM-D E-M10に買い替えてから約2年。

旅先や取材ではずっとOM-D E-M10を使ってきたのですが、ちょっといろいろ思うところがあってRICOHのGRⅡに買い替えました。

厳密には、買い替えたというよりマップカメラの「先取り買い取り」というサービスを使い、OM-D E-M10を手放し、GRⅡを手に入れました。

まだ届いて1週間が経ったくらいですが、買い替えに至った経緯や第一印象などをまとめてみようかなと。

デジタル一眼レフ→ミラーレス一眼→コンデジ、と渡り歩いた経緯について書いているので、もし同じように考えている方の参考になれば幸いです。

※途中で写真を挿入していますが、それぞれ当時使っていたカメラで撮ったものです。作風やクオリティの遷移もちょっと楽しめるかも!

ちなみに購入して3ヶ月後のレビューとスナップ写真の作例まとめは「毎日持ち歩ける。GR2のスナップ写真作例と3ヶ月間の使用レビュー」で紹介しているので、こちらもどうぞ。

デジタル一眼レフからミラーレス一眼に買い替えた経緯

昔のブログに書いたのですが、そもそもD7000からOM-D E-M10に買い替えた理由は、「重くてなかなか普段持ち歩かなくなったから」でした。

買った当初は、スナップ写真とかも撮りたかったのでわりとどこに行くときも肩に掛けたりバッグのなかに入れて持ち歩いていたのですが、時間が経つにつれ次第に持ち歩かなくなり、クローゼットの中で眠っている時間の方が多い、という状況が増えてきました。

大学の卒業旅行で撮った写真。草津はマジでよかった。

D7000はAPS-C機のなかでもちょっと重い方で、レンズを除いた重量(バッテリーは含む)は780g。

当時使っていた単焦点レンズ・AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを装着すると、総重量は1kg近くになり、正直街歩きとして携帯するにはかなり厳しい重量だったんです。

同じクラスの友達の家。この麻婆豆腐は最高にうまい。

そんなとき、なかなか持ち出さなくなったD7000を見て「持ち出さないのなら、このサイズ感のカメラを持っていてもしょうがない」ということで、買い換えることを決意。

ガクンと重量を下げたかったので、同じようなデジタル一眼レフではなく、ミラーレス一眼にすることにしました。

ミラーレス一眼に乗り換えた

まず、重量はガクンと下がりました。

レンズ込の総重量は約550g程度となり、D7000の頃と比べるとほぼ半分に。

またそれに従って筐体もグッと小さくコンパクトになり、かなり街歩きに適したサイズ感のカメラを得ることに成功しました。

沖縄旅行で撮ったフクギ並木。コントラストをバッキバキに上げるのにハマっていた。

実際、旅行中は基本的にずっと首からぶら下げて過ごしていましたし、それでもそんなに苦じゃない。

やっぱり1kg→500gの差って数字以上に大きいもので、荷物が2つくらい減ったような、そんな感覚。

せんだいメディアテーク。ふらっと一人旅をしたときに撮った。

また、このOM-D E-M10という機種と、25mmのOLYMPUSの単焦点レンズとの相性がよく、スナップにはかなり向いていました。

エントリーモデルの機種なのですが、質実剛健な見た目がかっこよく、あまりちゃちな印象を受けないところが好きでした。

(画像引用:E-M10 | デジタル一眼カメラ OM-D | オリンパス

「そこまで遠出ではないけど、ちょっと家から離れたところに遊びに行く」くらいのイベントが発生したときには結構な頻度で持って出歩き、いろいろ撮りました。

「じゃあ、ちょっくらカメラ持っていくか〜」のハードルが、一眼レフの頃より重量差以上にあって、よりカメラが身近になっていた気がします。

撮る対象物に大きく左右されますが、スナップ写真をよく撮る僕にとっては軽いこと、携帯性はとても重要だったんですね。

ちなみに…、僕は使わなくなりましたが、オリンパスのE-Mxシリーズはマジで名機です

最終的には手放しましたが、オリンパスのE-M10、25mmの単焦点レンズの組み合わせはかなり気に入ってました。お金が余ったらまた買い戻してもいいと思ってるくらいです。

ミラーレス一眼は、結局持ち歩かなくなった。

ミラーレス一眼は、軽く、携帯しやすい。おまけに写りもいい。

ということで、特に用事がないときでもしょっちゅう持ち歩いていました。……、最初は。

そう、ちゃんと持ち歩いていたのは最初だけだったのです。

OM-D E-M10を手に入れてからというもの、しばらくの間は常にバッグのなかに入れて携帯していたのですが、荷物が多い日や天気が悪い日などは優先度が下がるので家に残しておいたりして、そんな日々が続き、いつの間にかあまり持ち出さなくなっていきました

…あれ? なんかデジャブっぽい。。。そう、この現象はD7000のときと同じ。1kgの重量が500gになったとはいえ、まだ500gあるのです。

またレンズがそこそこ厚みのあるレンズだったので、バッグに入れるにしてもそこそこ存在感がある。

つまり、どんどん使っていくうちに、「日常に溶け込むにはまだ重量と大きさを抑えないといけない」ということに気がついたんですね。

ミラーレス一眼は、僕にとってその用途として使うには中途半端だったんですね。

ということで、もうちょっと抜本的にカメラ全体の重量を減らし、「本当に毎日携帯できるサイズ感にしたい」と思い、コンデジへの移行を決意しました。

GRⅡに決めた理由と、使ってみての第一印象。

数あるコンデジのなかでGRⅡに決めた理由としては、「重量が軽いこと」「起動が早い」、「APS-Cサイズのセンサを積んでいる」などがあります。

Koshiki Fishermans Fes2017にて。イベント終了後の様子。

まず、ひとつめの条件はなによりも譲り難い点でした。

「軽くて、バッグの中に常に入っていても存在感がない」くらいの重量・サイズ感を求めていたので、その点でGRⅡは真っ先に候補に入ってきました。そのほか、SONYのRX100シリーズも候補として挙げていました。

実際、いまはサードパーティ製の保護ケースに入れ、バッグのポケットにすっぽりと収めているのですが、いつも入れていても全く気になりません。

やっぱり、コンパクトは正義…。いざとなれば保護ケースから出して収納するのもアリなので、サイズ感に関しては文句なしだと思います。

「コシキテラス」で販売されていたポストカード。

次に、「起動が早い」こと。バッグの中からサッと取り出して好きなときにシャッターを切りたいと思ったので、GRⅡの起動の早さは魅力的でした。

これも想像以上のクオリティでした。ONボタンを押して、シャッターを切れるようになるまでの時間がとても短い。ストレスはほぼありません。

なので、「あっ、撮りたいっ!」と思った瞬間にカメラを手にしてすぐ撮れる。これは、「スナップシューター」と言われるGRの真骨頂なのだと思います。

キビナゴ。めちゃくちゃ新鮮でウマい。

次に、「APS-Cサイズのセンサを積んでいる」という点。まだ、あまり長い期間撮影していないので、画質についてはそこまで触れられないのですが、少なくともミラーレス一眼と遜色ないなと感じます。

これがあのコンパクトな筐体で撮れるというのですから、本当に恐ろしいカメラだと思います。

結論からいうと、すごく満足しています。買い替えてよかった。。。

なにより、やはりコンパクトであり持ち運ぶストレスがほとんどない、というのが僕にとっては大きかった。

「撮りたいときに手元にない」というのが一番避けたいことなので、常に持っていられるカメラに買い換えて正解でした。

最後に

…というわけで、デジタル一眼レフ→ミラーレス一眼→コンデジ、と移ってきた経緯について書いてみました。

まだ使い始めて日が浅く、こまかな設定等もできていないので、これからどんどん使い倒してみようと思います。

GRⅡの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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