どうも、シモツです。
2018年の1月に本格的にバス釣りにハマり、10ヶ月ほど経ちました。いまはだいたい週2くらいのペースで釣りに行く日々を過ごしています。
この間釣ったバス。人生ではじめてトップウォーターフィッシュ。遠くで水面付近でバイトした瞬間が見えたのはめちゃくちゃ気持ち良かった…。ボトムで食うのとは全然違った感覚だよなぁ。 pic.twitter.com/9zibx8r9Du
— shimotsu (@shimotsu_) September 19, 2018
そんな、まさに「ザ・バス釣り初心者」だった僕ですが、はじめの頃にいちばん困ったのは「そもそもどこでバス釣りができるか分からない」という問題。
住んでいる地域が琵琶湖や霞ヶ浦などのメジャーフィールドの近くであれば迷うことなくそこに通うことになると思いますが、そういったメジャーフィールドがない場合、まず「釣り場を自分で探す」ところからはじめなくてはなりません。
僕が住んでいる鹿児島県はメジャーフィールドらしいメジャーフィールドが少なく、今でこそいくつかの釣り場に通えるようになりましたが、最初は本当に情報が一切ゼロで、バスを釣る以前にまずそこで挫折しそうでした……。
そこで今回は、「バス釣り初心者が、バス釣りができるフィールドを探す方法」をお伝えしたいと思います。いずれも実際に試してみて実証済みなので、その効果はある程度信ぴょう性高いです。
目次
「野池」はバス釣りにおける身近なメジャーフィールド
「野池」は、日本のバス釣りにおいて、主要なフィールドのひとつです。
「野池」といっても、その正体は大半が「農業用のため池」です。その証拠に、たいていの野池の周辺には田んぼや畑が広がっており、そこに供給するためのため池として活用されています。
バス釣り発祥の地アメリカでは「バス釣り=ボートでやるもの」というイメージがついていますが、日本の場合、野池でのおかっぱりの釣りをするシチュエーションも多いので、主要なフィールドのひとつと言っていいでしょう。
野池の釣りの特徴
野池での釣りの特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
- 比較的狭く、攻められる場所に限りがある
- 名前もついてないような池が多く、コアな地元のアングラーしか釣り場を知らないことが多い
特に二つ目については、「これからバス釣りをはじめるぞ!」という初心者にとっては死活問題。なんたって、野池の情報なんてほとんどネットに上がってないのです。
でも、情報をネット上で積極的に発信したくない気持ちもわかります。
なぜなら、それを公開することによって、他の人が釣り場に訪れ、どんどんフィールドとして「スレ」ていく可能性があるから。
シモツ
これって「インターネット的」な世界からは程遠い価値観ではありますが、たしかにその気持もわかる……。
なので、初心者こそ、なんとかして自分で野池の情報を手に入れる必要があるんですね。
「秘境」だからこそ野池の釣りは楽しい
ほとんど誰も入ったことのない野池、マイナーな野池は言ってみれば「秘境」です。
誰もが知っているメジャーフィールドなら「そこに確実にいるバスをどうやって釣るか?」というゲームです。
しかし、自分が見つけた秘境野池の場合、「そもそもいるかどうかすら分からないバスをどうやって釣るか?」という、一段階上のレイヤーのゲームになるのです。
そして、これがたまらなくおもしろい……。
あいにく僕はまだこういう状況でバスを釣ったことがないのですが、感覚としては「ハンティング」に近いです。たぶん、「釣り」の本来的な活動としては、こっちのほうが近いような気もします。
余談:「野池のバス釣り」が感じられるおすすめのバス釣り動画
余談になりますが、こちらのバス釣り動画なんて、まさに「野池の釣り!」って感じがして最高です。
この森の木々の間を分け入ってどんどん進んでいく感じ、釣りというより、もはや「探検」っぽいですよね。
野池での釣り動画はYouTubeにも結構たくさん上がっているので、「バス釣り 野池とかで検索してみてください。
近くのバス釣りができる野池を探す3つの方法
今のところ、僕が試して効果があった方法として、以下の3つの方法があります。
- その①:周辺情報に詳しい釣具屋の店員に相談する
- その②:Twitterで地元のアングラーに相談してみる
- その③:Googleマップで目視で探す
それぞれについて解説していきます。
その①:周辺情報に詳しい釣具屋の店員に相談する
まずひとつめが、いちばん堅実な「釣具屋の店員に相談してみる」という方法。
単なるフィールドの情報だけでなく、最近の釣果やその時期におすすめのルアー/リグなどの詳細な情報についてもアドバイスしてくれることもあります。
また、釣具屋の店員だけあって釣りが好きな人が多いので、聞くとちゃんと親身になって答えてくれる人が多い印象ですね。釣具屋は釣具を売ってなんぼなので、情報を求めている人に対してはちゃんとアドバイスをくれるんですね。
僕の場合は、釣具屋で直接「今度一緒に行きませんか?」とお誘いして、数回一緒に釣行に行ったりもしました。
今日は、先週はじめてお会いした釣具屋の店員の方と竹山ダム。早朝4時から店舗で勤務し、14時に終了、その後20時まで釣りというめちゃくちゃハードなスケジュールに付き合っていただいて感謝しかない。。。なにより、自分より知識/実力が上の方と知り合うことができてすごく嬉しい…。 pic.twitter.com/txiRA3Cxei
— shimotsu (@shimotsu_) June 30, 2018
まあ、ここまではちょっとハードルが高いですが、やはりまずは「近くの釣具屋の店員に相談する」というのがひとつめの有効な方法です。
その②:Twitterで地元のアングラーに相談してみる
SNSを駆使して、その周辺地域で同じようにバス釣りをしている人を探し、直接尋ねる方法です。
たいていどの地域にも「バス釣り+ ◯◯(地名)」などでググると数人はアングラーがいるので、そういう人と情報交換ができると釣行の幅が広がり、グッと釣りが楽しくなります。
僕も運良くTwitterで地元アングラーの方と知り合うことができ、全くタッチできていなかった野池の情報を教えていただいたりしたこともあります。そういうのは本当にありがたい……。
ずっと、ソロ釣行 or 嫁と2人で釣行だったのですが、そろそろコミュニティに入っていろんな人と釣りをしにいって学びたいなと思うようになってきましたね。
あとは、SNSに限らず、「釣りが上手くなりたい初心者が読むべきバス釣りブログ4選【他者から学ぶ】」の記事のように、近くのフィールドについてブログを書いたりしている人がいれば、その人に直接尋ねてみるのもアリですね。
釣りが上手くなりたい初心者が読むべきバス釣りブログ4選【他者から学ぶ】その③:Googleマップで目視で探す
最後は、完全に自分の力で探す方法です。
Googleマップで、目視で「野池っぽい場所」を探し、実際に行ってみるというもの。最近はGoogleマップの描画の精度も上がってきているので、小さくても野池っぽいものはちゃんと分かります。
こういうポイントを見つけては、Googleマップの「保存」ボタンを押し、近くを通ったときに行ってみる、というのは結構楽しいですね。
このようにして探すと、そもそもバスがいないフィールドである可能性もあるんですが、それも含めて探すのが楽しいです。
例えば、釣り場に足跡などがあれば、そこに入ったアングラーがいる(=バスがいる可能性が高い)ということなので、比較的安心して攻められます。
こうやって見つけたポイントで釣った魚は、人から教えてもらった情報をもとに釣るよりはるかに嬉しいので、個人的にはすごく好きな釣り場の探し方ですね。
野池の釣りで必須なグッズ
堅牢なアウトドアシューズ
また、野池で釣りをするときは足場が十分に整備されておらず、ぬかっていたり、草木が生い茂ってたりと足元が不安なことが多々あります。
そこで、僕がおすすめしたいのはアウトドアメーカーから出ているような専用のトレッキングシューズです。
僕は釣りをするときはたいていコロンビアの防水のトレッキングシューズを履いているのですが、足元がしっかりしていると余計な心配をせず、怪我のリスクも下がるのでぜひおすすめしたいです。
コロンビアのセイバー3ミッドオムニテックは、1万円を切る価格で機能、デザイン申し分なく最高です。
虫除けスプレー
あと、意外に忘れがちだけど重要なのが「虫除けスプレー」。
夏以外のシーズンではなくてもなんとかなりますが、夏はこれがないと終了です。家に変えると、めちゃくちゃ蚊に刺されてる…なんてことになります。
これもぜひ買っておきましょう。
厚めのタイツ
あとは、草負けする人には厚めのタイツもおすすめ。
以前、ユニクロで売っていたエアリズムのタイツをご紹介しましたが、これがあるのとないのとでは本当に釣りのパフォーマンスに差がでます。皮膚を覆って守ってくれる機能はかなり貴重です。
まとめ
今回は、バス釣りの初心者向けに、「バス釣りができる野池」を探す方法をご紹介してきました。
ボートほど敷居の高くない野池での釣りは、まず初心者にもってこいのフィールドです。「野池でバス釣りを覚えた」という人も少なくありません。
ぜひ、釣りができる野池を探し、情報を集め、経験を積んでいきましょう。
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