引っ越しをしてから本を収納するスペースがなくなって、しばらく押入れにそのまま入れていたのですが「やっぱり本棚ほしいよな」ということで作ってみました。
カラーボックスとか市販の本棚を買うのでもよかったのですが、天井と壁面を活用した本棚がほしかったので、今回は「LABRICO」という2×4材専用のDIYパーツを使うことにしました。これと2×4材を組み合わせて使うと、超カンタンに天井に突っ張った柱を作ることができ、棚も容易に作れるという便利な代物。また、これは壁に穴を開けるなどの破壊的な加工を必要としないので、賃貸物件のDIYに最適です。
こういったパーツは、他に「ディアウォール」「Walist」などがあるのですが、買ってきた2×4材の高さが足りず、もっとも融通の効く「LABRICO」を選びました。
材料を購入する
まずは材料を買います。
今回、木材は近所のホームセンターで、それ以外の金物はネットで買いました。
棚を作るためにホームセンターで木材を購入。棚受けの材、適当にアカシアのやつをチョイスしたらめちゃくちゃ高くて焦った。笑 ただ、質感はさすがに超いい。 pic.twitter.com/SVOhCTzn1P
— shimotsu (@shimotsu_) November 4, 2019
2×4材は予め測っておいた天井の高さにカットしてもらいます。大きな木材の加工は賃貸物件では難しいので、購入したホームセンターのカットサービスを使うといいでしょう。だいたい1カット数十円くらいなのでそんなに高くもない。
柱となる2×4材そのほかに、棚本体の板(4枚)と、あとは適当に使えそうな有孔ボードも買いました。
棚本体の板はアカシア材といって比較的質の良いものをチョイスしました。棚の表面加工が面倒だったので、ある程度処理がなされている木材がよかったんですよね。なので今回は棚本体のアカシア材については全く表面処理をせずに使っています。
DIYをするなら、材料を買った勢いで一気呵成に作り上げるべきです。僕は材料の購入で疲れ切ってしまい、「あとはぼちぼち進めるか」と思っていたところ、気づけば3ヶ月部屋で木材だけを放置することになってしまいました。これはいろんなものづくりに言える話。
あとは、棚受けを作る金属がたくさん必要です。
こういう柱に直接取り付ける金属パーツや、
棚受け本体を買います。これらの数は棚自体の大きさに比例するので、大きい棚を作る場合にはそれなりの数が必要になります。店舗で買うとしんどいので、こういうのはネットで買うといいでしょう。
あと、有孔ボードを壁面に沿って取り付けたいので、それを活用するフック類も買っておきます。今回、実際にはこれらは工具通販の専門サイト「モノタロウ」で買いました。が、だいたいどこで買っても同じだと思います。
材料の金額
今回使った材料の総額は約30,000円でした。
内訳としては、
- 木材:18,000円
- 金具:8,000円
- LABRICO×3セット:2,715円
- 柱用壁紙:1,000円
みたいな具合です。30,000円で全く同じものは手に入らないと思うので、カスタムオーダメイド代と考えれば、まあ妥当なラインだと思います。なお、加工に使ったインパクトドライバーなどの工具代は含みません。
材料を組み立てる
材料を組み立てていきます。
ざっくりとした手順としては、
- 柱となる2×4材に壁紙を巻く
- 柱に金具を取り付ける
- LABRICOで柱を突っ張る
- 金具に棚受けを装着する
- 棚受けに木材を取り付ける
- 有孔ボードを取り付ける
です。DIYとしてはおそらくかなりイージーな部類に入ると思います。実際、今回この棚を作るにあたっていちばん苦労したのは、長い2×4を自宅に運び入れることでした。
▼柱に金具を取り付ける様子
金具を取り付けるのはちょっとDIYっぽいです。ここで登場するのがインパクトドライバー。絶対に一家に一台あるべきです。
柱の長手方向に平行に金具を取り付けるのがちょっとむずかしいです。ここは慎重に作業しましょう。
▼壁に柱を取り付けた状態
かなり雰囲気が出てきました。ほぼ完成といってもいい。
あと、アカシア材の感じが思ってたよりよかったですね。パッと棚受けに置いてみた感じで、「(オイルとか塗らなくても)これはそのままでいいな」と思いました。
▼色気を出すために全面に有孔ボードを取り付けます
別になくても問題ないのですが、「目の前になにか張ったり引っ掛けたりしたいな」と思ってなんとなく買った有孔ボードを取り付けます。取り付け位置が適当ですが、まあOKでしょう。
▼物をいろいろ置いた様子
棚に本を置いたり、有孔ボードにフックを取り付けてみた様子です。
多分、目の前になにもなかったらだいぶ殺風景なので、ここに有孔ボードを取り付けるアイデアはかなりナイスな選択だったと思います。買っといてよかった〜〜〜。
▼そうそう、ここにこういう感じで帽子とか引っ掛けたかったんだよね〜の図
できるだけ机の上に物を置きたくない族としては、ここに適当に置いておけるのはすごく嬉しいのです。kindleとか、別に必要のないものまでディスプレイしてしまっています。
▼アートも飾れるように
永井博作品集と、アイコンの原画。永井博作品集に関しては、2020年現在若干プレミア価格がついちゃってる。
▼隅っこにサウナイキタイのステッカーも
さいごに
いやー、やっぱり自室の環境にジャストフィットした棚はいいですね。下手にカラーボックスとか買うより遥かに満足感があります。
しかもこれ、ぐっと気合を入れて頑張れば1日で購入から取り付けまでできるので、ハードルも低い。ほぼDIY初心者の僕でもできたので、2×4とラブリコの組み合わせは可能性無限大すね。
これを作ったことによってDIY熱が再燃してきたので、今年はもっといろいろ作ろうと思います。
コメントを残す