どうも、シモツです。
2018年の1月に本格的にバス釣りをはじめ、10ヶ月目に入りました。今は、だいたい週に2回程度の頻度で釣りに行っています。
1年弱ほど、スピニングタックル1本、ベイトタックル1本でおかっぱりを楽しんでいたのですが、最近は「さすがにそろそろもう一段階上のレベルのタックルが欲しい」と思うようになりました。特にベイトタックルは安い入門機なので、やりたいことも増えてきたり、できないことが分かってきた今、新たに追加したいなと思っています。
そこで本記事では、1万円〜2万円で買える、入門機より上のレベルの脱初心者向けのロッドを調べてみたのでまとめてみます。
目次
ガチの初心者にオススメなのはたいてい6,000〜7,000円台のロッド
多くの釣具メーカーのバス釣り用ロッドのラインナップとして、「本当の入門用」のロッドはたいてい6,000〜8,000円程度の価格帯で用意されています。
例えば、僕が買って未だに使っているシマノの「バスワン R(最新機種はバスワンXT)」や、ダイワの「バスX」、アブガルシアの「クロスフィールド」などが、そういう入門機にあたります。
これらのロッドは「これからはじめてバス釣りをする」という人に対しては、バスを釣るのに全く問題ないクオリティを備えています。実際、メーカーが心血を注いで、「少しでも裾野が広がるように」と開発した入門機なので、コスパは非常にいいです。
事実、7,000円台で買ったシマノのバスワンRで40cm前後のバスを何匹か釣りましたが、全く問題なく使えています。当然、バスを抜き上げて折れるなんてこともありません。
つまり単に「バスを釣るための竿」としては、これら入門機のロッドで必要十分なんですね。
経験を重ねるうちに「やりたいこと」が増えてくる
バス釣りは「釣り方の幅」が非常に広く、それこそがスポーツフィッシングとしての醍醐味の大部分を占めていると思っています。
ルアーの種類も豊富にあり、使い方も千差万別。そのなかから自分が「コレだ!」と思ったものを選択して、投げて、釣る、これがバス釣りの楽しさなんだと思います。
そのときに、ネックになるのが「ロッド」や「リール」といったタックルそのものです。柔らかいロッドであれば重量の大きいルアーは投げづらいですし、逆に硬いロッドだと数gしかない小さいルアーを扱うのは難しい。
ちょっとバスを釣る経験を積んで、「こういう釣り方が好きだな、楽しいな」という方向性がなんとなく見えてくるタイミングがあると思います。
そのときに、基本的にオールマイティーな性質を持っている入門用のタックルでは扱えないことが多く、それ専用のタックルを買う必要が出てくるのです。
僕がやりたいと感じたのは「巻き物の釣り」と「フィネスな釣り」
例えば僕の場合ですが、9ヶ月ほどバス釣りをやってきて、自分がやりたい釣りの方向性が見えてきました。
- クランクベイトやスピナーベイトをストレスなく巻いて釣りたい(巻き物)
- バスプロの青木大介さんが好きなので、彼のような繊細な釣りがしたい(フィネスなスタイル)
これらを楽しもうと思うと、さすがに入門機であるバスワンRではちょっとつらい場面が出てきます。
やはり、それ専用の性質を持ったタックルを揃えるしかない、というところに落ち着きます。
これは僕の例ですが、このように少々バス釣りを経験してみると、釣り方に対する解像度が高まり、目指したい方向性がなんとなく見えてきます。
その「脱初心者」のタイミングで、改めて1〜2万円前後のちょっと値段の張る(かつそれぞれの特長を持った)ロッドを買うと、次のステップの楽しみが待っているんじゃないかと思います。
ひとつのロッドに対して、たくさんの番手が用意されているのは、まさにこういう消費者のためなんですね。いろんな釣りが好きな人がいるので、それに特化したロッドを用意しておくと売れるというわけです。
脱初心者にオススメのバス釣りロッド4選まとめ
ダイワ「ブレイゾン」
このブログでも何度か取り上げているダイワの「ブレイゾン」シリーズ。発売は2018年から。
10,000円前後と安価ながら、後述する「ゾディアス」や「BPM」とも同列に比較されるくらい、めちゃくちゃコスパのいいロッドです。発売当初、「これが10,000円以下で買えるの!?」という感想の声も、ブログやYouTubeでいくつか目にしました。
僕はスピニングロッド(6102LS)を、嫁はベイトロッド(672MHB)を買ったのですが、正直めちゃくちゃ満足してます。なんなら、あと3本ずつくらい欲しい。これを超える世界も見てみたいですが、しばらく、向こう2年くらいはブレイゾンでいいかなと思うくらいの出来です。
シマノ「ゾディアス」
次が、みんな大好きシマノのゾディアス。発売以降「とにかくコスパが優れている」という触れ込みで、初級〜中級バスアングラーにとにかく人気となっている1本。多くのバスアングラーに「ぶっちゃけ、これ以上高いロッドとそう大差ない」と言わしめるクオリティの高さを誇っています。
バス釣りYouTuberであるマスゲンさんも、このゾディアスをひいきにしており、ご自身の動画内で何度もご紹介されています。ゾディアスの番手を選ぶときは、こちらの動画が参考になります。
アブガルシア「ホーネットスティンガープラス」
シマノ、ダイワに次ぐバス釣り用品メーカーのアブガルシアから出ている、脱入門用ロッドの「ホーネットスティンガープラス」。
ホーネットスティンガープラスの特長は、ブランクスに「ナノカーボン」素材を使われている点。とにかく軽く、そして強い(折れにくい)、という点で優れています。使っている方いわく、ハリがあるロッドのようで、ハマる人はとてもハマるロッドです。
こちらも、以下の動画でレビューされているので気になる人はぜひ見てみてください。
ジャッカル「BPM」
最後は、ルアーメーカー・ジャッカルの最新ロッド「BPM」。
モデルによって、赤/黒/銀の3種類の色のモデルがあり、どれもイカついメタリックな感じがあり、特に持ち手のローレット風の加工が特徴的ですね。上記のブレイゾン、ゾディアス、ホーネットスティンガープラスとは一線を画すデザイン性の高さだと思います。
以下の動画では、新しく買ったBPMで楽しそうに釣りしてます。
まとめ:釣りのタックルは「切り替え」じゃなく「積み上げ」
なので、何本あっても困りません。それぞれのタックルで用途を限定して積んでいけば、切り替えも楽ですしね。
というわけで、脱初心者の方が「その次」に買いたいオススメのロッドをご紹介しました。僕がまさにそれくらいの経験値ですので、次に買うロッドはここで挙げたもののいずれかになりそうです。
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