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【誰でも簡単】車の擦り傷を市販のコンパウンドで補修する方法【総額1200円】

どうもシモツです。
4ヶ月前に手に入れた念願の車、「いつかやってしまうだろうな」と思っていたのですが、ついにぶつけて傷をつけてしまいました…。

僕の場合は自宅付近の電柱にぶつけちゃったんですが、釣りに行くときって、野池やダムなどへ向かうため、狭い山道を通る機会も多いんですよね。だから、覚悟はしていました。

幸い、電柱に軽く擦っただけなので負傷者もいませんし、車も大事には至りませんでしたが、この引っかかれたような傷はさすがに気になります……。

ということで、今回Amazonで市販されていた補修材を購入し、この傷を自分で直してみましたのでその方法をご紹介したいと思います。

実際に、修理後の様子がこちら。どうです? だいぶキレイになってません?
ここまでキレイになるなら、別にプロにお願いしなくてもいいかな?って感じです。

修理後の様子

車を擦ってしまった人

でも、ここまでキレイに修理するのって結構難しいんじゃない? 自分でもできるかな? 

そう思った方、安心してください。実際めちゃくちゃ簡単です。10分と、少しの力があればできちゃいます。

では詳しく説明していきます。

まずは擦った車の状態をチェック

あまり直視したくないと思いますが、擦ってしまった箇所の状態をチェックします。

擦ってしまった箇所をチェック

僕の場合は電柱に軽く擦ってしまった程度で、深いキズは入っていません。

ただ、表面に擦り跡と、電柱のペンキが残ってしまっているので、これを消したいところですね。

今回はこの表面の傷を除去するための対処について手順をご紹介します。

もし、これ以上深く傷が入ってしまっていて、金属がむき出しのような状態になっているならちょっと話が変わってきて、対処の方法も変わってくるので、ちょっと面倒ですが、保険屋か近くの自動車整備工場などで相談するのがいいと思います。

車の擦り傷の補修に使う道具

実際に補修に使った道具は以下の3つ。金額にして、1,200円弱です。

  • 液体コンパウンドセット(下で紹介します)
  • 雑巾

Amazonで買った99工房の「液体コンパウンドトライアルセット」

今回僕が買ったのが、Amazonで売っている99工房というメーカーの「液体コンパウンドトライアルセット」という商品

実際に買ったコンパウンドセット

そもそも「コンパウンド」とは?

コンパウンドとは、「研磨剤」のことです。「混合物」、「合成物」という意味があり、さまざまな原料で作られています。カーメンテナンスとして、いろんなタイプのコンパウンドを使って、傷を落としたり、表面を仕上げたりします。

購入の決め手は「安かったから(1,200円)」と「Amazonで評価が高かったから」です。

「トライアルセット」と書いてありますが、それなりに量が入っているので、最大50cm四方くらいの面積の傷の補修であれば全然問題ないと思います。

粗いコンパウンドから細かいコンパウンドまで磨いていくことで相当深い傷でも目立たなくさせることができます。
ちょっとした傷であれば、3000番台のコンパウンドだけでも十分に無くせます。
結構な量がはいっているので、使うたびにしっかりと蓋をしておけば何か月も使えます。

Amazonレビューより引用

実際、僕の場合は全体の2割くらいしか使っておらず、ほとんど残ったくらいです。

今回、補修のために改めて買ったものはこの液体コンパウンドのみ。残りの雑巾、水は自宅にあったものを使いました。

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【所要時間15分】擦り傷を市販のコンパウンドで補修する手順

それでは、実際に手順を説明していきます。

手順①:水で傷の部分を流し、キレイに汚れをおとす

まずは傷の部分を水で洗い流し、雑巾でキレイに汚れを拭き取ります。

まずは汚れを落とす

水はペットボトルなどに詰めて持っていくといいと思います。

意外に汚れている

パッと見、そんなに汚れていないように見えるが、拭いてみると意外に汚れていることがわかる

手順②:コンパウンドを少量スポンジにとり、塗布し、擦る。

次、早速コンパウンドをボディに塗っていきます。

液体コンパウンドなので、このような液状をしています。

スポンジにコンパウンドをとる

スポンジはコンパウンドセットについてきたもの。小さいですが、意外と大丈夫!

ポイント①

今回買ったコンパウンドセットには3つの種類のコンパウンドが入っています。それぞれ研磨剤の粒度が違います。こういう場合、必ず「粒度が小さい方」から順に研磨していくようにしましょう。

なぜかというと、粒度が小さい方でも十分に研磨できる傷なのに、もし粒度が大きな方から使ってしまうと、余計に車体に傷を付けてしまうからです。そのため、粒度が小さい方から順に削っていきます。これを「リバース研磨の法則」といいます。

これくらいの量をスポンジにとり、ボディに塗布します。

今回の場合、まず最も研磨剤の粒度の小さい「9800番(鏡面仕上げ用)」から使っていきます

その後は、どんどんスポンジで擦っていきます。

軽く擦る程度じゃ傷は落ちませんが、力強く削っていくと、すこーしずつ傷が目立たなくなってくるようになります。

ポイント②

擦るとき、円状に擦るのではなく、必ず直線上に擦っていくようにしましょう。

そうすると、ムラがなく研磨ができるので、キレイな仕上がりになります。

手順③:手順②ですべての傷が消えない場合は、粒度を荒くし、再度こする。これを繰り返す。

手順②である程度傷が目立たなくなりましたが、まだもうちょっと目につくという場合は、さらに研磨剤の粒度を大きくし、削っていきます。

最初は9800番のコンパウンドで削ったので、次は7500番です。

これで先ほどと全く同じようにスポンジに取り、擦っていきます。また、このときは必ず新しいスポンジに取り替えるようにしましょう。

99工房の液体コンパウンドセットにはそのためにスポンジも3つついているので安心です。

僕の場合、7500番台のコンパウンドでも落ちなかったので、最終的に3つめの3000番台を使いました。車にとっては、ラスボス登場です。

手順④:傷が消えたら粒度の小さい研磨剤で磨き、最後に乾いた布で拭き取って完了

ここまで頑張ってスポンジで研磨していくと、かなりキレイになってきます。

「もうこれでいいかな?」というところまで研磨して傷が消えたら、最後はこれまでと逆の順に3000→7500→9800と仕上げのための研磨をおこなっていきます。9800番は「鏡面仕上げ用」なので、ここまでやるとかなりピカピカになります。

その後、乾いた布で表面をさっと拭き取れば完了! お疲れ様でした!

ここまででかかった時間はだいたい15分くらいでした。

また、スポンジで強く擦るのですこし腕が疲れますが、難しいのはそれくらいで、別に特別な能力とか全然必要ないですね。僕も完全に初めてでしたし。

ですので、この程度の傷なら、普通に若い女性とかでも自力でできると思います。

まとめ:車は軽いキズなら自分で補修できる

ということで、Amazonで買ったお手頃なコンパウンドセットで車の傷の補修をしてみました。

最初は「本当にこれでキレイになるかな…?」とちょっと不安もありましたが、やってみると思っていた以上に簡単。お手軽にできました。

コンパウンドはまたこれ以降も使えるので、もし傷がついたら同じ方法で使いまわしたいと思います。

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