「ブラックバスはなかなか釣れない…」
というのは、バス釣りをしたことがある人なら多くの人が知っていることだと思います。
実際に難しいのはバス釣りを仕事にしているバスプロの方々も認めていることで、アマチュアの人がなかなか釣れないのは当然といえば当然なのです。
>>>【バス釣り】バスが全然釣れない? 安心してください、それ普通です。
僕も普段バス釣りをするなかで全く同じ悩みを持ち、「どうすればバスがもっとつれるようになるか」だけを考えていますが、
そんななか、今ちょうど読んでいるとある1冊のビジネス書に、バスをもっとたくさん釣るためのヒントが載っていたのでご紹介します。
ここで紹介する方法を愚直にやり抜けば、確実に「バスを釣る確率」は上がります。というか、上がらないことはありえない。
そんな方法です。
目次
『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』という本にバス釣りのヒントがあった
今回そのヒントを得た本はこちらの本です。
勘違いさせる力?
運の話?
成り上がりの話?
正直、タイトルや表紙の雰囲気を見た感じ、
シモツ
…おいおい、なんか、この本大丈夫? なんか眉唾ものっぽくない?
と思っちゃうのですが(実際僕がそうでした。笑)、書いてあることはめちゃくちゃ納得できるいい本です。
Amazonでの評価も軒並み高く、発売されてからそんなに時間は経ってないものの、かなり売れているようです。
この本は、普通にビジネス書として買って読んでいたのですが、「才能と運」のページに次のようなことが書いてありました。
本当に「才能」なるものがあるとしても、それがあなたの中に埋まっているかどうかは、運でしかない。金脈掘りと同じだ。
掘ったら金が出るかどうかが運なように、やってみて才能があることがわかるかどうかも運 なのだ。
なので、自分に才能があるかないか? を悩む時間があったら、その時間を、単純に、試行回数を増やすのに投資したほうが、はるかに成功確率が高くなる。
悩んでる暇があったら、1回でも多くサイコロを振ろう。
これは 運ゲー なので、悩んで悩んで悩みまくってサイコロを振ったって、悩んだほどには、いい目が出る確率が高まったりはしないのだ。
(強調は当ブログによるもの)
読んだ瞬間、ビビッときた
この一文を読んで、「あれっ…? なんか、似たような状況あるぞ…?」と思いました。
そう、これは、
「バスが釣れる確率」と「キャスト回数」
とも関係する話だと。
「バスが釣れるかどうか」を悩んでも、それを突き詰めると結局のところ「バスが食うかどうか」という運の要素に繋がります。
それをうだうだ悩んだり、考えて手が止まってしまうくらいなら、「とにかくキャストしろ」と。
バス釣りに置き換えて考えると、そういうことだと僕は解釈しました。
とにかくたくさんキャストする。打席に立つ。
魚が食ってくるかどうかは最終的には運次第なので、釣る確率を高めるために人間の方でできることは、キャストの回数を増やすことだけなんだなあ。確率を高めるために、精度を上げたりルアーカラーを最適化することが必要なんだけど、それはそもそも「キャストする」という前提があってのこと。
— シモツ@鹿児島 (@shimotsu_) August 27, 2018
- ルアーカラー
- 投げる時間帯
- 攻めるレンジ
などの細かい条件って、そもそも「キャストすること」が前提です。
どれだけ、そのフィールドにルアーカラーやレンジがマッチしていても、そこに投げられなければ意味はない。
掛け算のどちらかが0なら、結果は0になるのと同じです。
しかも、「キャスト回数を増やす」というのは、釣る側の人間の方で唯一、
確実に「バスを釣る確率を上げる」方法
なのです。
たくさんキャストすると、そのキャスト数より少ない場合に比べて、100%バスが釣れる可能性は高まります。それが0.1%だろうが、0.01%だろうが、確実に上がることは間違いないのです。
並木敏成さんの「マシンガンキャスト」は圧倒的に正しい
そのうえで、もうひとつビビッときたのが、O.S.P代表の並木敏成さんの代名詞「マシンガンキャスト」です。
彼は、機関銃のように次から次へとキャストを繰り出すマシンガンキャストで有名です。
以下の動画などを観るとその様子がよく分かるでしょう。
改めて考えてみると、
「マシンガンキャスト」=「たくさんキャストする」
ということなので、確率論的に言うと、たくさんバスを釣るうえではマシンガンキャストは圧倒的に正しいことがわかります。
それに加えて、並木さんの場合、豊富な経験と知識をもっていらっしゃるので、もうバコバコ魚が釣れちゃうんですね。
もはや、鬼に金棒状態です。
「釣りに行く回数」を増やすと、キャスト数は飛躍的に増える → バスが釣れるようになる
もっというと、1回の釣行におけるキャスト数を増やすという視点だけでなく、「そもそも釣行数を増やす」という考え方もできます。
1回の釣行でのキャスト数の幅は、よくて数百〜数千くらいかと思いますが、釣りに行く回数を増やすとそれが飛躍的に増えていきます。
だから、SNSなどで「この人、よくバス釣ってるな〜〜〜」と思うような人って、そもそもめっちゃくちゃ釣りに行ってる、ということなんです。
ここまでくると、もう非常にシンプルな話ですね。
人生も、バス釣りも、ブログも、シンプルに「施行回数を増やす」だけでうまく回るようになる
というわけでまとめです。
やや精神論っぽいというか、根性論みたいな話になりましたが、冷静に考えると「とにかく試行回数を増やす」という戦術は、たくさんバスを釣りたい人にとって圧倒的に正しい選択であるということです。
さらに、今回はバス釣りにおいて話してきましたが、「人生」「ブログ」「スポーツ」とかに置き換えてもほとんど同じこと。
結局、当たるかどうかはわからないので、動いて見たほうが成果につながりやすいんですね。
というわけで、
- バス釣りの釣果に伸び悩んでいる人
- いまひとつ釣りがうまくならない人
は、単に「キャスト数が足りない」というだけの可能性もあるので、この点を少し意識してみるといいんじゃないかと思います。
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