RICOH・GR2を購入する前に知っておかないと困る3つの欠点

オリンパスのミラーレス一眼からRICOHのコンデジ・GR2に買い替えてから、はや半年。

普段はいつも出歩くときにはカバンの中に忍び込ませ、常にスナップショットの瞬間を狙っています。

こちらの記事にも書いたように、基本的にはGR2の性能、画質には大満足。本当に買ってよかったと心の底から思える逸品です。

毎日持ち歩ける。GR2のスナップ写真作例と3ヶ月間の使用レビュー

とはいえ、手放しにすべての面を絶賛している、といわけではありません。

良い部分もありますが、同時に「これはちょっとなあ…」と思うイマイチな部分ももちろんあります。ただ、僕はそれらの欠点は承知のうえで購入しているので、「ほぉ〜、こういうことねぇ〜」とある程度想像はしていました。

それらの欠点を余りある長所をいくつか兼ね備えている、ということはお伝えしたうえで、「GR2を買う前に知っていてほしい/知っておくべき欠点」についてまとめたいと思います。

【欠点1】バッテリー容量が少ない

GR2はコンデジなので、軽く取り回しがしやすいという圧倒的なメリットがあるのですが、それと引き換えに「バッテリー容量が少ない」という欠点も抱えています。

総重量・サイズとバッテリーの持ちは表裏一体なので、当然といえば当然なのですが、やはり購入する上で気にしておくべきポイントであることは間違いないでしょう。

ずっと撮影をし続けて、フル充電からバッテリーが切れるまでの時間は、だいたい4〜5時間程度でしょうか。精確に計測したことがないので詳細はわかりませんが、およそその程度だと思います。

メーカーの公称値も「静止画撮影:約320枚」となっているので、この枚数からもあまりバッテリーの持ちがよくないことがわかります。

参考 仕様 / GR II / デジタルカメラ / 製品RICOH IMAGING

なので、1日の大半で撮影できる状態を保っておきたいとか、こまめに充電するのが億劫で、あまりバッテリーのことを気にしたくない場合、予備のバッテリーを勝っておくことをおすすめします。

僕が買ったのは、「ロワ・ジャパン」というサードパーティ製のバッテリー。900円前後と、値段も手頃。

こちらをひとつ購入して、カメラと一緒に携帯しています。そのおかげか、バッテリーがひとつ切れることはあっても、すべてのバッテリーが切れてシャッターが切れないという自体に陥ったことはありません。

また、GR2対応の純正バッテリー「DB-65」と比較しても、約2,000円くらい安く廉価なので、ひとつと言わず、2つ3つ持っていても損はないかなと思います。

バッテリーはカメラポーチに入れて携帯

予備バッテリーを買ったはいいものの、特にコンデジのような小さいカメラだとどう携帯していいか悩む、という問題も発生します。

僕もご多分に漏れずその問題にぶち当たったのですが、たまたま近所のビックカメラで見つけたカメラポーチにちょうどいい感じに入ることが判明したので、それを購入し使い続けています。

買ったのは「lowerpro」というメーカーのカメラポーチ。かっこよくはないですが、しっかりとしたつくりで耐衝撃性が高く、バッチリ保護してくれそうです。この小さい側のポケットにちょうどバッテリーがおさまるのでぴったりなんです。

このケース自体がコンデジのケースとしても小さめで、スペースを取らないので、このままリュックのなかに入れて持ち運んでいます。ケースに入れたままバッグに入れても違和感ないのは、ほんとにGR2のいいところだと思います。

ただこちら、Amazonに売ってないので、もう廃盤の商品かもしれません。いずれにせよ、GR2+予備バッテリーにぴったりと合うサイズ感、かつダサくないケースってかなり限られているので、探すのは相当苦労するんじゃないかと思います。

【欠点2】手ぶれ補正がない

そしてふたつめの欠点が「手ぶれ補正がない」ということ。

今日日、スマホのカメラにも手ぶれ補正機能が加わり、多くのコンデジ、一眼でももはや当たり前の機能となりつつある手ぶれ補正。

その、現代カメラのスタンダードかつ、多くの初心者にとって必要とされているカメラ補正を搭載しない、というスーパーストロングスタイルで市場に殴り込みをかけているのが、このGR2という機種なのです。

このGR2というカメラのデザインと、そのメーカー側の姿勢があいまって、より無骨な印象を抱きます。

なので、ユーザー側ができることは、「撮影時に手ぶれしないようにできるだけ気をつける」ということなので、そこで、撮影時に大事なポイントが以下のふたつです。

  1. ちゃんと脇しめて撮る
  2. 暗い場所ではISO感度を十分にあげる

1.ちゃんと脇をしめて撮る

どんなシチュエーションでも重要ですが、特に暗い場面では、脇をしめて撮影するようにします。

脇があまりしまっておらず、腕がフリーの状態で撮影すると、どうしても手ぶれが発生してしまいます。

なので、脇をしめることで、できるだけ腕を身体に近づけて、カメラをホールドした状態で撮影することが重要です。

手ぶれ補正機能はついていませんが、この基礎をしっかり守っていれば、かなり手ぶれが軽減されます。このカメラ以外でも、手ぶれがよく発生してしまうという方はぜひやってみてください。

2.暗所ではISO感度を十分に上げる

これも基礎中の基礎。暗所では、ISO感度を上げて、より長いシャッタースピードで撮影できるように調整しましょう。

もちろん、写真にはノイズが乗ってしまいますが、それはトレードオフ。背に腹は代えられません。

僕は普段ISO感度をAUTOで決定してくれるISO-AUTOに設定していますが、この設定でこれまでほとんど問題ありません。

【欠点3】ズームができない

そして、欠点その3は「ズームができない」ということ。レンズが28mm固定で、それ以上望遠側、広角側のどちらに調整することもできません。そして、28mmというのはスナップショットに最適な、「やや広角」です。

ですが、実は「クロップ」という機能を使えば、画角を調整することが可能になります。

「クロップ」という言葉のとおり、実際には同じ画角で切り取っているだけです。28mmは固定なのですが、画面上では擬似的に寄ったり、引いたりしているようなイメージです。

具体的には、つぎの三段階に調整が可能です。

  • 28mm(デフォルト)
  • 35mm
  • 47mm

同じ撮影場所で、それぞれの画角で撮った写真が以下になります。

28mmで撮った場合

35mmで撮った場合

47mmで撮った場合

こうして比較すると、ちょっとずつ寄っていっているのがわかると思います。あくまで擬似的な見え方なのですが、ズームしているような気はします。

この「クロップ」機能+マクロモードを使って撮影すれば、かなり寄りの写真が撮れるので、小物や、物体の表面のようすが表現できます。

さいごに

GR2を買う前に知っておいてほしい欠点についてまとめてみました。

いずれも、そこそこ重要なポイントなのですが、僕の場合はすべて織り込み済みで受け入れられていたので、特に問題にはなりませんでした。

いまGR2の購入を検討している方も、ぜひこの欠点と、実際の撮影時をイメージしてみてもらえるといいなと思います。

こちらの記事もおすすめ

僕が2年間使ったミラーレス一眼から、RICOH GR2に買い替えた理由

2 Comments

HIRO

こんにちは。

カメラ好きで似たような経緯のカメラ買い換え記事を読み、共感しました。

買い換えでちょっと違うのは買い換えの順です。

EOS70D→ソニーNEX-5N→ソニーRX-100→オリOM-D EM-10 Mk2が現在のメイン機です。

OM-D EM-10 Mk2からリコーGR2を買おうか迷っているところです。

上記買い換え時もGR2は候補にあり、売り場で試写したりしていました。
素速いフォーカスという意味でOM-D EM-10と比べてGR2は如何ですか?

起動が早い+素速いフォーカスでスナップメインで考えています。

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shimotsu

HIROさん

コメントありがとうございます!
OM-D EM-10とGR2のフォーカス速度の比較ということですが、正直なところ、OM-D EM-10の方が速いと思います。

GR2の方は露骨にイライラするというスピード感では決してありませんが、別に速くないので、やっぱりちょっとはストレスになる部分もあります。
OM-D EM-10はその分、あまりフォーカス速度でストレスを感じたことがないのので、比較するとそちらに軍配が上がると思いますね。

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