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移住前に要チェック! 鹿児島に移住する前に知っておきたい8のこと

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どこか遠い地域に移住した経験がある方ならわかると思いますが、やはり移住後にどうしても「そうなの!? 事前に知りたかった!」ということは出てきます。同じ経験をしたことがある人もいるんじゃないでしょうか?

それは「ここには住み続けられない…!」というクリティカルな事案から、ガマンできるけど「ちょっと…」というレベルの些細なものまでさまざま。

けれど、大なり小なり「住み始めてはじめて分かるギャップ」みたいなものはあるんじゃないかと思います。

僕は、2017年の2月に東京から地元・鹿児島県鹿児島市に移住してきました。いま、住み始めて9ヶ月が過ぎようとしています。

9ヶ月生活すると、「すべて」とはいいませんが、たいていのことは理解できるようになります。僕も、その街の文化、住む人々の暮らし、気候や住環境など、「ああ、こんな感じね」とひとしきりわかってきました。

ということで、今回は「鹿児島に移住する前に知っておきたい○のこと」として、僕が鹿児島県鹿児島市に住み始めてわかったことをまとめてみたいと思います。

ポジティブな意見

まずは、「これは(東京のときと比較して)よかった!」と思うような、ポジティブな面から。

ご飯(特に居酒屋)が安く、うまい

鹿児島はご飯がうまいです。

「比べ物にならないくらいはっきりと違う」というレベルには達していませんが、行く飲食店のレベルがことごとく高い。特に居酒屋。

居酒屋のメニューは、肉(牛、豚、鶏)はだいたい層が厚く取り揃えられているし、魚介類も新鮮。

それでいて安い、という店が結構多く、東京にいる頃より飲み会における飲食物のクオリティは確かに高まったように感じます。

あくまで感覚ですが、チェーンの居酒屋は少ない気がします。鳥貴族とかすらない。というか、そこに行くより満足できる、という事実はあるんだと思います。

また、スーパーでも「最高等級黒毛和牛」みたいなのが普通にタイムセールで半額で売っていたりするし、魚介類も近くで獲れたものばかりなのでウマくて安い。

空気がまずくない

東京の特に都心になると、とにかく空気がまずくてキツイ。

渋谷あたりは、朝8時くらいに通ると駅から出た瞬間に分かるくらい、ホントにひどい臭いがしてて、息を止めて歩いてたりしたこともあったくらいです。

けど、そこはやはり地方・鹿児島。空気がまずくないんです。

「うまい」かどうかはわかりませんが、少なくとも「まずい」「臭い」と感じたことはありません。

鹿児島県のなかでも田舎の方限定ということではなく、最も大きな市街地である鹿児島市でも同じです。あまり臭いとは感じません。

別に「うまい」必要はなく、ストレスに感じさえしなければ問題ないので、それでオッケー。

空気って、「吸わざるを得ない」ものなので、やはりできればキレイであってほしいもの。

その環境がわかりやすく改善されたので、普段の生活におけるQOLは上がったような気がします。

人がほどよく少ない

個人的に、いちばん「鹿児島(地方)に来てよかったな」と思っているのが「人の数がちょうどいい」という点です。

これまで住んでいた東京は、満員電車はまず当たり前だし、ランチも混んでる店は多いし、道路を歩いている人の数も尋常ではありません。

そもそも「人が多いこと」は、そもそも行きにくさに直結する要因の一つだと思っているので、結構東京時代はそこがストレスでした。

でも、地方は東京に比べて圧倒的に人口密度が低く、上記のような問題はほとんどありません。

道が広いので歩いたり自転車に乗って移動しやすいし、大きな繁華街(天文館とか鹿児島中央駅付近)でも混雑はたかが知れています。

ホント、「ちょうどいい」んですよね。

鹿児島で生活しはじめて、改めて「人がほどよく少ないのは、心地よく暮らせる」ということを認識できました。

以下の記事にも似たようなことを書いているので、あわせて読んでみてください。

【鹿児島移住】4年ぶりに鹿児島で生活してみて感じた「過ごしやすさ」と「物足りなさ」 | Local Base

 

以上がポジティブな意見。まあ、このへんはわりと想像がついていた部分でもあります。

続いて、ネガティブな意見です。

ポジティブな意見

家賃はそこまで安くない

引越し先の家は買うか、借りるかしなければならないと思いますが、賃貸は鹿児島県はそこまで安くありません。特に、鹿児島市。これが、誤算でした。

「東京が異常なほど高いんだから、同じクオリティで1/2くらいで借りられるんじゃない?」と、高をくくっていましたが、実際は鹿児島市の場合は東京と比較して7〜80%くらいの賃料でしょうか。

なので、「思っていたほど安くないな」という感想をいただきました。

実際に、不動産会社の担当者に聞いてみると、「実は、そうなんです」と。

都心から移住してくる人はそこを期待してくる人が多いらしいのですが、家計にそこまでインパクトを与えるほどではないそうです。

※もちろん、市街地から距離がある場合や、田舎の方へいくとガクンと下がります。

参照:【鹿児島移住定点観測 vol.3】東京からUターン移住して半年経った感想。 | Local Base

車はほぼ必須

普段の生活における移動距離という点で、上記のトピックと少し関連するのですが、鹿児島県において車はほぼ必須といってもいいでしょう。

僕個人は持っていないのですが、それは「毎月車にかけるコスト」と「車がないことによる不便さ」を天秤にかけ、後者を選択したからだというだけであって、普通に金銭的に余裕があれば所有しますね。準備もしてますし。

何が問題かって、行動範囲が極端に狭まることです。

普段は鹿児島市に住み、自転車で移動しているのですが、もう9ヶ月も住んでいると周辺で自転車で行ける範囲はほとんど巡ってしまいます。

なので、あとはもっと頑張って遠くに行くか、公共交通機関やタクシーを利用して移動するか、もしくは移動しないのどれかを選ぶことになります。

「車がないとこんなにも行きたいところに行けないのか」というのは、ちょっと想像してませんでした。

とはいえ、休日など自由に行動できる日であっても、ほとんど家か行き慣れたカフェにしかいないので、僕の場合はそこまで重要な問題ではないのですが。

【鹿児島移住】地方でアクティビティを楽しむためにはどうしても「車」が必要 | Local Base

灰が、わりと日常的に降る

鹿児島は桜島という活火山があることでおなじみなのですが、桜島が噴火すると普通に灰が降ります

鹿児島では、もうわりと当たり前の光景で、桜島が噴火しているのを見ても「あぁ、また噴火してるなぁ」くらいの感想しか抱きません。

ただ、問題なのが、それが自分が住んでいる地域に降り注いできた場合。

特に鹿児島市はかなり桜島に近いので、大きな噴火による降灰(通称「ドカ灰」)があると、家や車、敷地にがっつりダメージを受けます。

ホントにひどいときは、こんな感じであたりがうっすら白くなったりすることも。

こういうときは、メガネやマスクがないと目や口に入ってきますし、髪はザラザラして、自転車も汚れます。

けっこう普通に厄介なのです。

桜島が噴火する頻度は、時期にもよるそうで、多い年には年間数百から1,000回を超える年もあるんだとか!

鹿児島地方気象台”桜島の月別噴火回数”

冬は普通に寒い

これは、この記事を書いている11月下旬、わりとタイムリーに感じている誤算のひとつです。

鹿児島、「普通に寒い」と。

南九州といえば「南国」のイメージがあって、いつも眩しい太陽の陽が照りつけ、「しろくま」を食べている…、みたいなことを想像されるかもしれませんが、全然そんなことはなく。。

冬は、普通に東京と同じくらい寒いです。たしかに、底冷えがする感じは東京に比べるとまだやさしいかなと思いますが、それでも「多少違う、かな?」程度であって寒いものは寒い。

もし、「暖かい地方がいい」ということで鹿児島を候補に選ばれるとしたら、そこは一度冷静に検討したほうがいいでしょう。

鹿児島市から空港までの距離が遠い

鹿児島空港は鹿児島市から少し離れた距離に位置しており、また電車の路線も近くを通っていないので、自家用車で行くかバスで行くかの二択を強いられることになります。

まあ、これが結構面倒で。

例えば福岡市にある福岡空港は市街地から抜群にアクセスがしやすく、ひょいっと気軽に空港までアクセスできます。

なので、飛行機に乗って移動するハードルがそんなに高くない。

けれど、鹿児島空港の場合はそもそも市街地から空港が遠いので、そこまでたどり着くのが億劫になります。その結果、どんどん空港から足が遠のく。

もう少し、鹿児島市の近くにあればいいんだけどなあ…。

だからこそ、「Skype飲み」みたいな飲み会が楽しく感じられる、というのは事実としてありますけどね。

参照:コスパ・利便性が最強。地方民こそSkype飲みがオススメな4つの理由 | Local Base

最後に

以上、鹿児島県鹿児島市に移住してきてわかったことを、ポジティブな面とネガティブな面にわけてそれぞれあげていきました。

これは、なんの誇張も偽りもない純粋な感想です。

もし、これからあなたが鹿児島に移住しようと思っているのであれば、ぜひ参考にしてみてください!

ではでは。

 

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shimotsu

Web制作会社・株式会社Lucky Brothers & co. のWebディレクター兼取締役。1993年生まれ。2016年に、東京から地元・鹿児島へUターン。サウナがとても好きです。詳しいプロフィールはこちら。

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