リールにいつラインを巻いたかを記録するWebアプリ「LINEDAY」を作りました!

答えはフィールドで探す。釣りの醍醐味は「仮説検証しながら魚を得る工程」にある

釣りをしていくうえで、自分のなかでひとつのルールというか、「コレは守っていきたい」というものができました。なにかを続けていったり、楽しみながら上達をしていくためには、ある一定の制限・ルールが必要なんじゃないか、と。

それが、「正解」「セオリー」にあまり縛られないということです。

「えっ、そんなこと?」と拍子抜けしてしまうかもしれません。すごく抽象的で、具体的なメッセージでもありません。

けれど、この「正解」「セオリーに縛られないということで、長く、自分で小さな発見をしながら楽しみ続けられるコツなのでは?と思っています。

「正解」「セオリー」に固執しない

僕は、どちらかというとすぐに答えを求めるタイプです。

商品を買うときは自分で試す前にレビューを必ず見てから買うようにしてますし、なにか分からないことが出てきたら、すぐにググって答えを求めます。数学の問題も、まっさきに解答を見て解いたフリをしてました。

もちろん仕事においては、このスタンスで問題ないと思います。ムダなことを省いて効率化することが求められるので、答えが身近にあるものは、すぐ手に入れてしまったほうがいいでしょう。

けれど、趣味(特に釣り)の場合においては、その限りではないなと気づきました。

答えを外に求めるのではなく、内に求めるべきなんじゃないかと。そういう楽しみ方をしたほうが、遥かにおもしろいのが釣りなんじゃないかと。

「答えは、外にあるとは限らない」というのは、はあちゅうさんの著書にある一節です。現代人はわからないことがあったら、すぐ誰かに質問して、そのものズバリの回答が得られると思っているけど、その前にまず自分で考えろという、強烈なアンチテーゼです。

今はそういうふうに考えているので、フィールドに出て、キャストを重ねて、そこにしかない答えを自分で探り当てていきたいなと思っています。

「確認」の釣りは楽しいのか?

「この池だとこのパターンがよく釣れる」

「ここ最近はこのルアーをとりあえず投げれば釣れる」

ネットで釣りの情報を調べていると、よく目にするセリフです。

ただ、僕はこの風潮に対して、これをそのまま愚直に試して実際に釣れたとして、果たしてそれは嬉しいのか? 「釣り」という名の「確認」になっていないだろうか?、という疑問が生まれちゃったんですよね。釣りが、この「確認」に終始してしまうことはすごくもったいないことなんじゃないかと。

釣りの醍醐味は「その場でトライアンドエラーしながら、仮説検証を繰り返せること」です。自分のアプローチに対して返ってくる反応(あってもなくても)をもとに、魚にどんどん近づいていく。最終的に、正解だった場合、結果として魚を手にする。

これが、バスフィッシングの楽しいところだと思います。

バスプロの青木大介さんが著書で書かれているように、「なにかひとつイメージ(仮説)を持って、それを実際に試す。その反応を見てまた考える」ということを続けていくのが、釣り自体を真に楽しみ、上達へも近づく方法なんです。

「冬バスが釣れない」と思い込んでる人こそ読むべき! 青木大介の著書が目からウロコだった。

ラジオの編集での「発明」

毎月1日に、知人であるくいしんさんとネットラジオ「ShimoQuiRadio」を配信しているのですが、つい先日その音源編集の際に、「発明」をしたんですね。

【保存版】収録から配信まで! ネットラジオのはじめかたを解説します

すごくシンプルな方法なのですが(詳細は割愛します)、その方法を編み出したときの興奮は忘れられません。「そうすればよかったのか……!」と脳天に雷を浴びたような衝撃で、すごく楽しい瞬間でした。

この例はやや極端ですが、こんなふうに「そのやりかたがあったか!」と、釣りにおいてもなにか発見したいと思っているんですよね。

別に、「自分だけが知っている方法」とか、「誰も知らないマル秘テク」とかじゃなくてもいいんです。転がっている「答え」ではなく、自分なりのやり方でそこにたどり着きさえすればそれでいいと思っています。

さいごに

まだ釣りを再開してそんなに経っていないのに生意気な感じで恐れ多いのですが、このスタンスを常に忘れずにやっていきたいなと思ってます。

もちろん、釣り動画とかは普通におもしろいんで観ますけどね。そのなかの具体的なTIPSには踊らされない、ということですね。

【無料】バス釣り動画を観るならAbema(アベマ)TVは絶対にチェックしたい

これよりさらに高い次元に、「自分で作ったルアーで魚を釣る」があると思います。あと、プロデュースとかもそうですね。それやっちゃったら最高だろうなあ〜。

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